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偏狂Man-U!2007年3月31日(日)プレミアリーグ 27週
Man-Utd(4−1)ブラックバーン・ローヴァーズ
FAカップやらCLと日程がタイトになってきたMan-Uですが、ケガ人も多くて心配があります。
リーグ戦も残り8つで2位チェルシーとの勝ち点差は「6」。
このまま5月9日のチェルシー戦まで行きたいところであるが、今日の相手はローヴァーズ。
共にランカシャー州に居を構えるダービーである。

Man-United(監督::未だ Sir alex Ferguson)
GK:1 Van der Sar
DF:6 Wes Brown、5 Rio Ferdinand、15Nemanja Vidic→(前28)22John O'Shea、4Gabriel Heinze
MF: 7Cristiano Ronaldo→(後40)20 Ole Gunnar Solskjaer、18 Paul Scholes、16Michael Carrick、13朴智星
FW:11 Ryan Giggs(C)→(後40)14Alan Smith、8Wayne Rooney

ブラックバーン・ローヴァーズ(監督:英雄マーク・ヒューズ)
GK:1フリーデル
DF:7エマートン、21サンバ、6ネルソン、22ウォーノック
MF:19ダン、5ケリモール→(後30)31ペーター、15モコエナ、12ガムスト・ペデルセン
FW:27ダービーシャー、10マッカーシー→(後24)30ジェイソン・ロバーツ

ローヴァーズの監督は英雄マーク・ヒューズ。
オールド・トラッフォードに凱旋である。

キャプテンはGiggs。
そして3試合ぶりにScohlesが戻ってきた。(3月3日のリヴァプール戦でイッパツ

攻めに攻めるMan-Uでしたが、Rooneyが惜しいところで魅せられたようにGKフリーデルに阻止をされる。
192センチ90キロの巨漢と並ぶと、ブルースブラザーズ並みに凸凹コンビである。

ただでさえけが人が多いのに、またまたVidicが負傷退場。
直後に失点・・。

BrownがCB、右サイドにO'Sheaが入った直後に右サイドを突破される。
マッカーシーが技ありのヒールパス、外側から追い越していく12番がGライン手前10ヤードくらいからセンタリング。
グラインダーの光速パスに、Carrickが体を投げ出して右足を伸ばすが、チョコンと当たってボールは手前のポスト際にはずむ。
Van der Sarが素早く反応するが、ソコに突っ込んできた27番が、実にCFらしく豪快にゴールの天井に蹴りこんで先制点はローヴァーズ!

Carrickは顔面蒼白状態・・。

負傷退場者が出た後に失点。
しかもそれまでは押しに押していたMan-Uだっただけに、ホントに嫌な展開でした。

後半も最初からMan-Uのラッシュが続く。
途中の段階で、ボールポゼッションは79対21。
驚異的な支配率でしたが、後半15分まではカミガカリ的にローヴァーズのゴールは堅かった。

しかし、こういう時に吼えるのはベテランである。
火の玉小僧Paul Scholesが、Rooneyがヴァイタルエリアで粘っているところに掠め取るようにドリブル開始。
ボールを持つ瞬間にタックルに来るDFをまず一人、前に出た瞬間右にまた一人、シュート体勢からさらに右に一人を交わしてシュートを放つ!
恐ろしいほどの切れ味のあるドリブルで、文字通りローヴァーズのDFを切り崩して同点シュートを決めたScohlesでした。

こうなればMan-Uのペース。
とはならず、それから15分くらいはローヴァーズDF陣も体を張って頑張っていた。
カミサマはGiggsのドフリーのシュートもクロスバーで防ぐなど、実にMan-Uに対して試練を与えていた。

しかし、懸命に走る選手には幸運の女神も微笑むものである。
Carrickである。
左サイドで受けたRonaldoがドリブル開始。
Gラインの深いところからマイナスに出されたグラウンダーのセンタリングに、逆サイドに張っていたのがCarrickだった。
冷静にインサイドで合わせると、GKとDFの間を縫ってゴールマウスにボールは転がっていく。

Man-U逆転!

3点目もRonaldoのFKから朴智星。
とどめも交代出場のOleに出すのはRonaldoだった。

危ない試合であったが、終わってみれば4−1と、会心のゲームをやってくれた。
同点ゴールはベテランScohlesの独り舞台だったが、それからの3点はRonaldoが全てをお膳立てをしてそれぞれ違う選手がゴールしたところに意味のある試合である。

偏狂ManU!