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偏狂Man-U!2006年10月14日(土) プレミアリーグ 第7週
ウィガン・アスレチック(1−3)Man-U
リーグ首位とはいえ、ケガ人続出(朴智星、エインセ、Giggs、シルヴェストル・・)やらRooneyの鬱病的自信喪失症で本調子から程遠いMna-Uです。
今日の相手はアウェーでウィガン・アスレチック。
昨年のプレミアリーグ初見参で一風を巻き起こしたチームだ。

ここでウィガン・アスレチックについて少しだけ勉強。
リヴァプールとマンチェスターの間くらいに位置するウィガンという街のチームで、創立は1932年というので、この国では新しい方のチームである。
そもそもウィガンという街自体はラグビーのメッカとして知られているらしく、Footballは2の次のスポーツであったようです。
10年ほど前にJJBというスポーツ用品メーカーがFootballに投資をし始めたのをきっかけとして浮上してきたらしい。
スタジアムの名前も「JJBスタジアム」と冠している。

試合開始は土曜日の12:45。
ビールとサンドイッチでもあれば最高の模様。
もっとも、ニッポンとは違ってビールはスタジアムでは売っていないのかな?

ウィガン(監督:ポール・ジュウェル)
GK:13カークランド
DF:17ボイス、5ホール、6デ・ゼーウ、26ベインズ
MF:20ティール→(後25)16バレンシア、18シャルナー、14ランドザード、8キルベイン→(後24)25トドロフ
FW:9エミール・へスキー、7カマラ→(後15)10マッカロク

Man-U(監督::未だファーガソン)
GK:1Van der Sar
DF:6Brown→(後始)11R.Giggs、5R.Ferdinand(C)、15Vidic、3P.Evra
MF:20Solskjaer、18P.Scholes、16M.Carrick、22J.O'Shea、8W.Rooney
FW:9Saha

愛すべきへスキーがいるのだ。
イングランド代表を再び目指しているようだが、今の代表ではどうなんでしょうね。

Man-Uは、
えっ、
C.ロナウドがいない。
さらにネヴィル兄ちゃんも不在!
C.ロナウドは捻挫ですか。
ネヴィル兄ちゃんは先日のクロアチア戦におけるGKロビンソンへのバックパス・オウンゴールの影響か、と思いきや、なんやらその試合でケガをしたようです。
ケガ人続出のMan-Uに、エース役とキャプテンまで不在となってしまった。

ということで、今日のキャプテンはリオ・・・。
「なりたい奴がなればいい!」という自己推薦的に志願をしたのであろう。

DFラインは、右からブラウン、リオ、ヴィディッチ、エヴラ。
MFが微妙であるが、下がり目がオシェイとキャリックでしょうが、スルシャルとRoonyeをフリーにして、そのお目付け役にスコールズという感じでしょうか。
で、サハがワントップ気味。
序盤では好スタートだったサハは、C.ロナウドに微妙にタイミングを狂わせられていただけに、ロナウド不在が逆に好影響するかもしれません。

キックオフはウィガン。
中盤のチェックが相当に早い、しかもカマラとヘスキーが走る走る。
その勢いが先取点をウィガンにもたらす。

前半5分、エヴラがヘスキーのパスにハンド。
ゴールまで25-30ヤードの位置。
ちょんと出したボールに、左SBベインズという選手が左足で強烈なシュートを放つと、あっという間にMan-Uゴールネットを揺らしていた。
GKファン・デル・サルも反応はしたのですが、どにもこうにもスーパーなゴールであった。

その後もウィガンが主導権を握ってゲームを優位に進めていたが、一人の選手の強引さがムリヤリ流れを断ち切った。
Rooneyである。
無理とも言える体制から強引なシュートでバーを叩いたり、自陣深くまでボールを追っかけていく迫力は、このところとんとお目にかかることが無かった姿である。
続けざまにタックルを受けるが、ボールが止まるまで相手を引きずりながらドリブルを続けるド迫力、悪童的積極性が随所に出てくるなど、如何にもこれがRooneyである。

後半からGiggs登場。
9月14日のセルティック戦で途中交代して以来の勇姿である。

後半のキックオフはMan-U。
早々にスルシャルがゴール前まで迫る。
明らかにチームが変わった、といえるほどの変わり方だ。
前半はRooneyに見られるように個別の突進に頼っていたが、Giggsが入っただけでボールが右サイドから左サイドへと大きく動き始めた。
10分までに、サハ、Rooney、キャリックとシュートチャンスが連続して訪れる。

そして右からのCK、蹴るのはレフティーGiggs。
鋭く内側に曲がる速いボールがゴール前に送られると、ソコには高い打点の位置でヴィディッチの頭があった。

Man-U同点。

こうなると流れは止まらない。
再びRooneyの強引なドリブル炸裂!
2度3度と宙に舞ったり両足タックルを受けるなどファールまがいの危ないプレーが続くが最後までボールに執着する。
これこそRooneyである。
プレーが終わるとすぐに主審までダッシュで近寄り猛抗議をする。
これもまたRooneyである。

筆者は以前から、「プレーは上手いが人間性に問題あり!」と指摘をしていた。
「大人になれば鬼に金棒である!」とも言ったことがある。
しかし、筆者は意見を改めることにする。
Rooneyを枠にハメタラいけないようだ。
常に沸騰状態に精神がないことには、プレーそのものも平熱状態になってしまうのがRooneyのようだ。
「暴れつつ、主審にをもらわない程度まで激高する。」
これがRooneyのモチベイションなのかもしれない。

そのRooneyが左サイドでボールを受ける。
それまで常に勝負の姿勢を見せていただけに、ウィガンの選手も2人がアタックに行く。
かわしてあしらうようにゴール前にボールを送ると、今度はソコにワンダー・サハがいた。

驚異的身体能力でトラップ、ボールが地面に落ちた瞬間に利き足でない右足でシュートを放つ。
ここまで2度ほどの決定機を外していたサハであったが、さすがに3度目の正直であった。

ロスタイムは3分。
さらにスルシャルが粘りに粘ったボールキープからシュートまで持ち込んで追加点がMan-Uに入る。

ヴィディッチのプレミア初ゴール、サハの復活弾、33歳スルシャルの完全復活弾、なにやらお祭りムードとなってきた。
これに吼えるRooneyの復活がホンモノであれば、Man-Uの快進撃が再び始まることになる。

はずだ。

偏狂ManU!