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偏狂AVISPA!  2006年9月23日(土)J-1 24節
アビスパ福岡(1−0)セレッソ大阪

勝ち点差で「3」も下回っているが、勝てば順位を一つだけ上げることができる。
コノ順位ではどちらも降格ゾーンなので、ドベだろうがドン2だろうが関係はない。
しかし、次の16位、その上の15位まで狙っていく為にはまずは17位である。

ということを信じてハカタの森には多くのハカタンモンが集まっていることでしょう。

アビスパ福岡(監督:川勝良一)
GK:1水谷雄一
DF:22中村北斗、5千代反田充、23柳楽智和、3アレックス
MF:10久藤清一→(後28)26城後寿、8ホベルト(C)、13佐伯直哉、14古賀誠史→(後36)15吉村光示
FW:6布部陽功、34飯尾一慶→(後39)27田中佑昌

セレッソ大阪
GK:22吉田宗弘 DF:7山田卓也、14江添建次郎、26藤本康太
MF:4河村崇大、35宮本卓也→(後34)18柿本倫明
  17酒本憲弘、8森島寛晃→(後18)16名波浩、9古橋達弥(C)
FW:20西澤明訓→(後19)25森島康仁、36大久保嘉人

前節が惨敗だっただけに、なんとしてでも無様な試合は出来ない。
こないだの試合で後半だけではあったが、久しぶりに登場したコガ弟が先発だ。あまり役に立たない傭兵ヤブタではアレックスの良さも引き出すことが出来なかったので、コガの独特の左足に期待をしたい。
カネコが負傷したこともあり、チヨとナギラがCBを組む。右SBがヤマガタ弟ではなくナカムラホクト・・・。
右SHの傭兵を使わずに、ナカムラホクトとヤマガタ弟を縦に並べてほしかった。
せっかく左サイドが期待できるのに、右がコレでは・・・。
数少ない役立ち傭兵ヌノベのFWは良しとして、もう一人のFWは・・・。

と、こんな感じで始まった。

ツキとウンと幸運(全部同じものであるが・・)と、すべて揃ったハカタの森であった。

17位とはいえ後半戦上向きにあるセレッソは、前節の千葉戦での勝利に、さらに自信と落ち着きを深めているような試合運びだ。
遮二無二攻め込もうとするアビスパに対して、じっと我慢のダイゴロウ的に我慢を重ねていた。
左からの攻めは、昔のアビスパのそれだった。
アレックスとコガ弟のコンビは、さながら香車と桂馬のような感じである。
問題は左だ。
前半はナカムラホクトの攻め上がりは皆無。
やはり右SHのケアが大変の様子。

じっと我慢のセレッソは、ひと言ツキがなかった。
サケモトとオークボである。

右のサケモトは、決して悪い選手ではない。
しかし、コノ日のアレックスとは相性的にすべてを防がれてしまっており、全く手も足も出なかった。
コレのことはセレッソにとって誤算であったろう。
それとオークボである。

前半終了間際と後半立ち上がりのヘッドを決められていたら、アビスパの息の根は止められていた。
その上アビスパが先攻したあとにもミズタニとワンonワン場面があったが、すべての場面で悪い時のオークボ状態だった。

アビスパの先制(虎の子の1点)は、やはり左のコンビが作り出したもの。
香車アレックスの縦パスに、コガ弟が桂馬の如く跳ねた。
逆サイドまでのセンタリングの折り返しに傭兵ヌノベが押し込んでくれた。
彼はこの日が誕生日だったらしい。

セレッソも、縦に、大きく右に、そのまま折り返されるという左に、ここまで振られたらマークもずれて仕方が無い。

とにかくアビスパが先制である。

後が無いセレッソも必死に追いすがるが、アビスパはツキとミズタニ助けられた。

最後はオークボが流血するなど、セレッソにとってはさらに後味が悪い結末となる。
しかし、完全に血が止まっていない状態ではプレーに復帰させてはいけない。
主審も銭をもらっているはずであるから、プロ的な裁きをしなければならない。

とにかく新体制になって初めての勝点「3」である。

連勝をしなければ意味が無いことは言うまでもない。
しかし、久しぶりの勝ち試合ていうのは、良いものである。


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