偏狂Man-U!2008年2月10日(日)プレミアリーグ 23週
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Man-Utd(1−2)Man-City
Man-Uにとっては2月は特別な月である。
1958年2月6日、今年はあれから50年という特別な年でもあります。
ロジャー・バーン
G.ベント
E.コールマン
M.ジョーンズ、D・ペッグ
T.テイラー
W.フェラン
ダンカン・エドワード
という選手8人とその他チーム関係者と新聞記者などが多数亡くなった飛行機事故である。
と、ダービーというイベントが重なった。
Man-United(監督::未だSir alex Ferguson)
GK:1Van der Sar
DF:2 Wes Brown、5 Rio Ferdinand(C)、4 Nemanja Vidic、3 John O'Shea■→(後28)16 Michael Carrick★
MF:6 Luis Carlos Nani→(後19)14 朴智星(パク・チソン)、8 Luis de Abreu Anderson→(後28)4 Owen Hargreaves、10 Paul Scohles、11 Ryan Giggs(C)
FW:9 Carlos Teves、7 Cristiano Ronaldo
Man-City(監督:スベン・ゴラン・エリクソン)
GK:25ジョー・ハート
DF:4シネダム・オヌオハ、2ミカ・リチャーズ、3マイケル・ボール、22リチャード・ダン
MF:21ディートマー・ハマン→(後40)17孫継海(スン・ジハイ)
12ダリウス・ヴァッセル★、28ジェルソン・フェルナンデス、7スティーヴン・アイルランド、15マルティン・ペトロフ→(後42)24ハビエル・ガリド
FW:27ベンヤミン・ムワルワル★→(後31)20フェリペ・カイセド
Man-Uのユニフォームは50年前のと同じデザインらしい。
ピッチ上に立つ先発のイレブンの背番号は、1〜11まででそろえられている。
両チームの監督が花輪をセンタースポットに置く。
試合開始に先立って、オールドトラッフォードは75000人が黙祷を捧げる。
RooneyとEvraが累積で、この大事なダービーに出られない。
10番がScohles、11番がGiggsである。
本来2番を背負うはずであったNeville兄ちゃんも、なんとかこの試合に間に合わせたかったことであろうが、ケガの回復が思いのほか長引いているようだ。
キックオフはMan-U。
開始からアドレナリン全開のUtdである。
「ファーストシュートは絶対に俺だ!」という感じでGiggsが狙うがわずかにバーを越えていった。
さらにUtdが攻める。
しかし、ここでO'Sheaがパスミス・・。
たったひとつのプレーで流れが変わる。
Cityが惜しいシュート。
2本目もCity・・。
なんてこった。
さらに、Rioがミスパスからピンチを招く。
なってこった・・。
前半20分過ぎ、鮮やかなパスが中盤でまわされた。
そこにペトロフが老獪な縦パスでアイルランドを走らせた!
アイルランドはUtdの2枚のCBをおきざりにしてシュート!
GKと交錯した形でボールがはずんだ。
右から中央まで切れ込んできたヴァッセルが強烈な左足!
オランダ人GKがまたしても止めるが、いかんせんボールが再び前へ。
仕切りなおしてきに、再度ヴァッセルが強烈に蹴り込んで、なんと先取点はCity!
75000人の中の一角でスカイブルーのユニフォームを着るCityファンがヤンヤの喝采!
Utdにとっては負けられない一戦である。
しかし、それを理解しないRioが、前半終了間際に再びミスパス・・。
連続してCKが続いた。
3本か4本続けられた右からのCKで、こぼれたボールが再びペトロフに渡る。
ペトロフが右サイドの位置から左足で蹴り込まれたボールは、ジンバブエ人FWの頭をかすめてネットを揺らした。
前半で0−2。
Utdピーンチ!
ロッカールームではファー爺が怒鳴りあげていたことであろう。
後半が始まる。
しかし、再びRioがミスパス・・。
やる気がないときのコノ男はまるでダメオ状態。
残り10分ではVidicがほとんどFWのパワープレー。
Scholesの鮮やかな斬り返し気味の横パスから途中出場のCarrickが見事なミドルシュートを決めるが、ときすでに遅しの感。
ロスタイムは2分。
あっという間に終わってしまった・・。
先週は引分、そして今日は完敗。
よりによって大事な50周年でこのザマである。
Utdは今シーズンダービー2敗・・。
オールドトラッフォードでの敗戦は、実に34年ぶり。
Utdを出された英雄デニス・ローにやられた、あの2部降格以来の出来事である。
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偏狂ManU!
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