偏狂AVISPA! 2007年9月26日(水)J-2 42節
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アビスパ福岡(0−1)水戸ホーリーホック
ココまで何試合勝ち星がなくなったのか、片手では数えられないのでわからなくなった。
今日はゲン直し的にホームを長崎に移しての試合。
こんなに無様な試合ぶりをしているチームであるが、熱きオノボセさんたちは大挙して長崎まで遠征しているようだ。
テレビ桟敷でしか応援の出来ない「来れない奴ら」のへたれファンにとっては、穴があったら入りたい心境になる。
アビスパ福岡(監督:リティ)
GK:1神山竜一
DF:20山形辰徳、17川島真也→(後12)10久藤清一、2 宮本亨■、8 チェッコリ
MF:11田中祐昌、6布部陽功(C)、15城後寿→★(後36)7宮崎光平、16久永辰徳
FW:9リンコン★→(後45)5長野総、3アレックス★■
水戸ホーリーホック
GK:1本間幸司
DF:4鈴木和裕、5初田真也、26ビジュ、3平松大志
MF:13椎原拓也、17金沢大将→(後34)8エジナウド、22森賢一、29真行寺和彦→(後20)27岩館郁哉、30中村英之★
FW:11塩沢勝吾★→(後12)19西野晃平
先発にジョーゴが名を連ねている。
国見高校を母校とするジョーゴにとっては地元に凱旋したようなものであり、気合もヒトキワ入っていることであろう。
水戸はワントップ気味に、残りの人間で自陣ゴールに蓋をしようとする。
アビスパとしては慌てる事はないのであるが、ココ数試合の負け癖的へんな感じからパスミスが多い。
そしてカウンターであった。
またもや右から(アビスパの左サイド・・)崩されて。
崩されたと言うよりも、一本の門をつくパスで裏に走りこまれて、簡単にセンタリングをされる。
ムコウのFWが飛び込んでネットが揺れる。
FWは勢い余ってポストに激突、ゴールマウス自体も揺れる。
アビスパの心も揺れる・・。
テレビではよくわからんが、明らかに動揺しているチームであった。
さらにパスミスが多くなる。
ヒサナガが、右にサイドを移したりして果敢にドリブル突破を図ろうとする。
タナカユースケが中央から、遠目ではあったが果敢にシュートを放つ。
得意ではない左足であったが、このプレーがようやくチームに勇気を与えた。
ジョーゴがドリブル。
アグレッシブである。
前半終了。
悪いまま終わるよりも、勇気をもらい、戦う姿勢でハーフタイムを迎える事が出来た。
後半12分、両チーム共に一枚のカードを切る。
先方は殊勲のFWを代え、コッチはDFを一枚減らしてクドウ投入。
直後に城後の同点弾。
リンコンのシュートにGKが素早く反応するが、無重力状態でさまようボールに、体ごと飛び込んでいくようなジョーゴのヘッドでネットを揺らした。
さらにアレックスがミドルシュート。絵に描いたような逆転劇。
さらにさらに、交代で入ったクドウが、一瞬の「間」のあとに縦パス。
リンコンが反応して駄目押しの3点目。
ココまで5分あまりのアビスパ劇場であった。
普通なら駄目押しだったが、今のアビスパは試合を面白くさせてくれる。
11番が虚をつくようなミドルシュートを放って3−2。
素晴らしいシュートではあったが、あれを打たせないDFとMFにならなければ、あと数試合の胸突き八丁を凌ぐ事が出来ない。
10分を残すところでジョーゴ交代。
ロスタイムに交代させるならわかるが、今日の彼は最後までピッチに立たせてやりたかった。
「意気に感じる」時のニッポン人をカントクは理解せんのだろうか。
仮に、ジョーゴを残したままで引き分けたり負けたりしていたならばどうなったか。
使命感に燃えるジョーゴであれば、それこそ残りの試合は「死ぬ気」で走りぬいたのではないか。
そのまま勝った場合はどうか。
連続して先発をし始めて、自分のゴールで勝点1と3を勝ち取った自身はそれこそ大きく彼を脱皮的飛躍を為したのではないだろうか。
ヒイキ選手に対して大きく期待しすぎた管理人のたわごとかもしれない。 |
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偏狂AVISPA!
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