偏狂W杯!2006年7月2日(日) 準々決勝-3 |
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イングランド(0−0)ポルトガル
1966年大会と86年大会で両チームは対戦している。
86年大会はグループリーグだったが、66年大会は準決勝という天王山的に大事なところで勝負であった。
40年ぶりの優勝を狙うイングランドはM.Owenが離脱しており、FWの頭数が不安である。
だが、贅沢は言えない。
40年ぶりの「4強」進出を狙うポルトガルは、オランダと殴り合い的な試合を終えたあとで、コスチーニャとデコが■の影響で出場停止の他、7〜8人くらいの選手に累積■がある満身創痍状態である。
管理人の注目はRooneyとC.ロナウド。
共にワタシの愛するMan-Uに所属しているが、朴智星を中心として微妙な人間関係があると見ている。
ようするに仲が悪いコノ2人の対決である。
ココに卒業生Bechkamにネヴィル兄ちゃんとリオなどのMan-U先輩格の絡み方に野次馬根性的な注目をしている。
イングランド(監督:エリクソン改めスティーブン・マクラレン)
GK:1 ロビンソン
DF:2 P.ネヴィル、5 リオ・ファーディナンド、6 テリー■、3 アシュリー・コール
MF:4 ジェラード、16 ハーグリーブス■
7 D.Beckham→(後6)19 レノン→(延後13)15 キャラガー、8 ランパード、11 ジョー・コール→(後19)21 ピーター・クラウチ
FW:9 W.Rooney■
ポルトガル(監督:フェリポン・スコラリ)
GK:1 リカルド
DF:13 ミゲル、5 メイラ、16 リカルド・カルバーリョ■、14 ヌーノ・バレンテ
MF:19 ティアゴ→(後27)10 ウーゴ・ヴィアナ、8 ペティート■、18 マニシェ
FW:7 Figo(C)→(後40)23 ポスティガ、9 パウレタ→(後18)11 シモン、17 C.ロナウド
PK戦
ポルト:シモン○、ヴィアナ×、ペティート×、ポスティガ○、C.ロナウド○
イング:ランパード×、ハーグリーブス○、ジェラード×、キャラガー×
イングランドはR-16エクアドル戦同様中盤を厚くするという懲りない布陣。またまたBeckhamの飛び道具だけに頼ろうとしているのか。
対するフェリポン・ポルトガルは、デコの代わりにティアゴ、コスティーニャにはペティートと選手を代えるだけの不動の4−3−3。
開始早々はイングランドがペースを掴みかけるが、危ないバックパスのミスなどが2度続くと一気に流れはポルトガル。
前半のイングランドは、始めのRooneyと終わりのランパードのミドルシュート以外は特に見せ場は無かった。
Rooneyは最初に姿を見せただけで、Beckhamも何もしていない。
ドリブルの突破力の無いBeckhamを右サイドの翼の位置で輝かせる為には、中央にクラウチなどターゲットになる選手がいないことにはどうにもならない。
攻撃力が無いという安心感からポルトガルはボールを回し続けた。
しかし、C.ロナウドにはネヴィル兄ちゃんがガッチリ押さえ込んでおり、途中からは右サイドのFigoと位置を交換してA.コールを盛んに脅かしていた。
後半開始早々Beckhamのキックがヌノ・ヴァレンテの手に当たるがPKの笛はならない。
Beckhamはそのプレーを最後にアウト。
体調不良のようだが、目立たなかったのはそれだけではなかったはずだ。
そして最大の見せ場が来る。
Rooney退場、イッパツ■・・・。
これは・・・、である。
リカルド・カルバーニョと中盤でのボールの奪い合いから、両者もつれ合うように倒れる。これはカルバーニョのカニバサミ的引っ掛け技が最後に決まったからである。
この時にC.ロナウドの目が光り、韋駄天の走りでRooneyとリカルド・カルバーニョを目指した
リオがやばいと見てあとを追うが速さが違う。
すでに何人かの選手が集まりつつあったが、C.ロナウドは主審とRooneyの間に割り込み、そして主審に訴えた。
「俺はチームメイトだから知っているが、コイツはよくやるんだ、起き上がりながらのフミツケを!」
という内部告白的にありもしないことをオオゲサにささやいた。
アルゼンチンの主審は、「さもあらん!」
と決断を下し、Rooneyを呼んだ。
C.ロナウドがさらに一言!
「アカイホウ!」
主審がRooneyに出したカードは■だった。
Rooney退場。
先輩のBeckhamは98年の自分を見る思いである。
10人のイングランドは、後半最後と延長の前半に、オーウェン・ハーグリーブスの脅威の運動量でささやかな抵抗を試みるも、残念だがそれだけだった。
PK戦はおまけである。
流れる曲は、例の如く「ケセラセラ」である。
毎回笑わせてくれるドイツ人の演出効果である。
「4強」に進んだのはポルトガル。
フェリポンに立ちはだかるのは、自国のブラジウか、それともジダーン・フランスか?!
しかし、管理人の注目はすでに別のところだ。
8月から始まるプレミアリーグでのMan-U内抗争。
RooneyとC.ロナウドのピッチ内での目つきとしぐさを考えると、今から「偏狂Man-U!」の話材が尽きない。
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偏狂W杯!
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