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偏狂W杯!2006年7月2日(日) 準々決勝-4
ブラジウ(0−1)フランス

前回王者ブラジウと前々回王者フランスという話題性のある対決です。
何度も言うが、筆者は朝青龍が負ける瞬間だけは見逃したくないという思いが強く、従ってオランダ、(リケルメがいない場合の)アルゼンチン、ブラジウが負ける瞬間を見逃したくない思いがあります。
オランダは嫌いだが、アルゼンチンはやや嫌いで、ブラジウは嫌いではない。
しかし、彼らが優勝した時の彼らの、特にロナウジーニョの喜びよう(ハシャギぶり)を考えると許せないだけである。

「優勝候補は優勝しない」という非常に弱い根拠だけを信じている。

ブラジウ(監督:パヘイロ)
GK:1 ジーダ
DF:2 カフー(C)→(後30)13 シシーニョ、3 ルシオ、4 フアン、6 ホベルト・カルロス
MF:17 ジウベルト・シウバ、11 ゼ・ロベルト   19 ジュニーニョ・ペルナンブカーノ→(後17)7 アドリアーノ、8 Kaka'→(後33)23 ホビーニョ、10 ホナウジーニョ
FW:9 ホナウド

フランス(監督:ドメネク)
GK:16 バルテズ
DF:19 サニョル、15 テュラム、5 ギャラス、3 アビダル
MF:4 ビエイラ、6 マケレレ
  22 リベリー→(後31)9 ゴブ、10 ジダーン(C)、7 マルダ→(後35)11 ヴィルトール FW:12 アンリ→(後40)14 サハ

ドッチも同じ様なシステムでもあり、微妙に違う。
DFはどちらも4バック。
ボランチ役が、ブラジウがジウベウト・シウヴァとゼ・ロベルト、対するフランスが本気のヴィエイラとハマリヤク・マケレレ。
一番前は、ブラジウがホナウドでフランスがアンリというワントップ。
その後ろが若干違う、かな。
ブラジウはKaka'、ジュニーニョ、ホナウジーニョが変幻自在的に動き回るであろうが、フランスはあくまでもジダーンをどう引き立てるか、という感じです。

今日のフランスはタイムスリップしたかのように強かった。
終始積極的であり、終了間際以外は終始ピッチ上を制していた。
原因は2つ。
ボランチの違いとジダーン・ダンスの復活であった。

「ホナウジーニョを如何にして抑えるか?!」
各国のブラジウ対策であるが、今日のフランスはマサニこのことにあった。
まるでホナウジーニョにボールが渡らないのである。
本気のヴィエイラと、職人ボランチであるマケレレが「その気」になれば、まさに中盤はそのチームのものであった。

さらに、「覚悟」を決めている聖職者のごときジダーンがダンスを舞っていた。
炎も燃え尽きる前が一番輝きがあるというが、まさにその通りである。

後半そのジダーンからのFKにアンリが右足のインサイドで押し込んだ虎の子の1点を守りぬいたフランスが準決勝に駒を進めた。

おかげ様で、管理人はオランダ、アルゼンチン、そしてこのブラジウが倒れる瞬間の笛の音をすべて聞くことが出来た。
ジダーンよ、あんたは偉い!

しかし、ジダーンの炎はあと2試合持つだろうか?!

偏狂2006W杯!