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偏狂W杯!2006年6月27日(火) R-16-2
スイス(0−0)ウクライナ

両チーム共にグループリーグの戦いを、管理人は1つずつしか見ていません。
最悪の試合だったスペイン戦のウクライナと、最高の試合だった韓国戦でのスイスです。
従って、若干ながらスイスビイキになっている自分がわかる。

50何年ぶりのトーナメント進出というスイスと初めてココまできたというウクライナ。
どちらも初めての経験と考えて良いでしょう。

テレビで聞こえる限りでは、スイスの応援の方がすこしだけ勝っているかなあ、というほどの微妙な感じでした。

スイス(監督:コビ・クーン)
GK:1ズベルブエラー
DF:2ジョル→(前34)13グリッチング、20ミュラー、23P.デゲン、3マニャン
MF:6フォーゲル(C)、7カバナス、8ビッキー、16バルネッタ、22ヤキン→(後19)11シュトレラー
FW:9フレイ→(延後12)18ルストリネッリ

ウクライナ(監督:英雄ブロヒン)
GK:1ショフコフスキー
DF:2ネスマチュニー、17バシュチュク
MF:4ティモシュチュク、8シェラエフ、9グセフ、14フシン、19カリニチェンコ→(後30)21ロタン FW:7シェフチェンコ(C)、10ボロニン→(延後5)15ミレフスキー、16ボロベイ→(延前4)11レブロフ

PK戦
ウクライナ:シェフチェンコ×、ミレフスキー○、レブロフ○、グセフ○
スイス:シュトレラー×、バルネッタ×、カバナス×

ウクライナの攻めはシェフチェンコ頼みか、と思いきや、右からの誰かと中央に構える10番の迫力がすごい。
対するスイスは、前半だけではあったが、非常に美しいサッカーだった。
「2次元のサッカー」と呼べるような、ほとんどがグラウンダーのみの、それも恐ろしく速いスピードのあるパスが回る回る。
コレに8番と22番が絡みながら、仕上げに9番が構えているという感じでした。

前半は互角、共にFKから1本ずつバーを叩くという惜しいシュートがあり0−0。
昨日のポルトガル・オランダ戦から一転して、大会史上に残る(?)ほどのクリーンな試合です。
当然ファールが「ゼロ」ということではないが、意図的な汚い事や、暴力的なアタックがほとんど無いという、両国の文化水準の高さを感じさせるようなサッカーでした。

後半の先手はウクライナ。
またもや右からのセンタリングに10番が絡むが、惜しくもゴールマウスの脇をかすめていった。
徐々にウクライナが圧力をかけていくが、スイスも最後は踏ん張っている。
2番のドリブルに両チーム最初で最後のもあったが、ヘトヘトになりながら90分間ドローである。

大会2試合目の延長戦。
互いに力いっぱいの30分を過ぎてPK戦。

会場に流れる曲は、「ケセラセラ」。
なんと、
「なるようになるさ」
である。
ドイツ人のメンタルティには驚かされる。

素晴らしい・・・・。

勝負はまさしく時の運であった。

スイスは無失点で今大会を去ることになった。

まさに、「ケセラセラ」である・・・。

偏狂W杯2006!