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偏狂W杯!2006年6月25日(日) R-16-2
アルゼンチン(2−1)メキシコ

開幕戦(大ドイツvsスウェーデン)から2時間、現地時間では夜の9時からのR-16 第2戦目、アルゼンチンvsメキシコです。
会場は唯一旧東ドイツ地区、ライプチヒのツェントラル・シュタディオン。中央公園競技場という感じのスタジアムなのでしょう。
データでは収容人員44,199人というので、こじんまりとした感じですが、見る限りでは鈴なりの超満員。
声からすると、アルゼンチン「3」、メキシコ「7」くらいでしょうか。

アルゼンチン(監督:ホセ・ペケルマン)
GK:1 アボンダンシエリ
DF:13 スカローニ、2 アジャラ、6 エインセ、3 ソリン(C)
MF:18 マキシ・ロドリゲス、8 マスチェラーノ、5 カンビアッソ→(後30)16アイマール
  10 ファン・ロマン・リケルメ
FW:7 サビオラ→(後38)19リオネル・メッシ、9 クレスポ→(後30)11テベス

メキシコ(監督:リカルド・アントニオ・ラボルペ)
GK:1 サンチェス
DF:16 メンデス、5 オソリオ、3 サルシド、18 グアルダード→(後20)14ピネダ、15 カストロ 、4 マルケス(C)
MF:8 パルド→(前38)6トラード
FW:11 モラレス→(後28)7ジーニャ、9 ボルヘッティ、17 フォンセカ

あくまでもリケルメを中心としたチームにこだわるアルゼンチンと、一見特徴が無いように見えながらも全員のシタタカさで望むメキシコです。

メキシコの布陣は6-1-3??
3-3-3に余った一人が8番パルドでしょうか。
彼はシステムに参加せずに、あくまでもリケルメ対策のマンツーマン。

カラにこもるかと思えたメキシコでしたが、以外や以外攻め立てること凄まじい。
右サイドからパルド!
リケルメに渡る前にボールを押さえれば、ココからすぐに反撃の狼煙を上げるという作戦か?!
さらにカウンターからフォンセカ!
も一つというところでアルゼンチンのファール。右サイドから蹴るのはパルド!
ゴール前のゴチャゴチャしたところを抜けると、ソコに飛び込んできたメキシコの皇帝マルケスが、あっという間にアルゼンチンゴールネットを揺らした。

なんとメキシコ先制!

しかし、さすがにアルゼンチンでした。
右CKを蹴るのはリケルメ。
なんなく好調クレスポが頭で合わせて同点。

前半10分で激しい打ち合いの態をなす両チーム。

アルゼンチンの基点はあくまでもリケルメ。
ココでカットされると、そのままカウンターでピンチも招くが、独特の間合いから縦パスが出ると、オフサイドかピンチか! という感じ。

よく押さえていたようにも思えていたが、マーカー役を前半のうちにトラードに代えるメキシコ。

ロスタイム2分。
ココに試合の分岐点があった。
GKアボンダンシエリとエインセの間に微妙なスキが生じたか、致命的なミスを犯すアルゼンチンだった。
Pエリアから10ヤードも出ないくらいのところでフォンセカがボールゲット。ゴールまではエインセとアボンダンシエリだけ。
ドリブルで仕掛けるフォンセカの足を削りにいった上に両手でボディアタック!
イッパツの場面であったが、出されたカードはだった・・・。

後半徐々に試合の主導権はアルゼンチンにわたる。
積極的に選手を交代させていくメキシコ。
アルゼンチンのペケルマンは、もうメキシコの攻めの圧力が無くなったと見て2人の選手を一気に代える。
リケルメとアイマールの共存である。

攻撃は更に強くなるが、守備には不安のある布陣である。

ペケルマンはメキシコをなめた。
しかし、メキシコは負けていない。

ところが、メキシコはまたもやツキの無さに泣かされる。

またもやエインセがボルヘッティにヒジウチの悪質行為を食らわすが、主審は気がつかなかったのか意識的にかおとがめなし!
これは前半のイッパツにも匹敵する行為である。
本来であれば2枚のイッパツで、あと2人くらい退場させなければならないはずのゲームであったが、アルゼンチンは何処吹く風。

90分は持ちこたえたが、延長前半にマキシ・ロドリゲスの技ありクリーンシュートの前に敗れ去った。

まあ、これで次のR-8では大ドイツとアルゼンチンという因縁の対決となる。

ベッケンバウエルvsドン・マラドーナの対決だ。
ワタシは、個人的には同じ様な欲望を持つ2人と見るが、方やいかにも紳士的毅然としたイロオトコであるが、もう片方はただの犯罪者的ニオイがするだけに対照的な2人である。

視点を変えればものすごオモロイ試合である。

偏狂W杯!