Man-U(2−0)リヴァプール
カードを見れば大一番だが、今シーズンのリヴァプールはどうも調子が悪い様子。
管理人の注目は、ゲームもさることながら、「キャプテンは誰か?」ということだ。
開始前のオールドトラッフォードは実に和やかな雰囲気であった。
御大サー・ボビー・チャールトンの、チーム加入50年式典(?)みたいなものが催されている。
往年のプレイヤーたちが同窓会的に集まってきており、昔を知る人には胸が熱くなるシーンでしょう。
監督就任20周年であるファーガソンからボビーへ記念品が渡されている。
「サー」から「サー」への受け渡しという、実に豪華な顔ぶれである。
さらに、数日前のCLにおいてものすごい存在感を見せたP.Scholesの記念式典も催された。
どうやらチームで500試合(驚異的!)出場とのことだ。
Man-U(監督:ファーガソン)
GK:1 ファン・デル・サール
DF:2 G.ネヴィル(C)→(後33)22オシェイ、5リオ・ファーディナンド★、15ヴィディッチ■、3エヴラ→(後45)6ブラウン
MF:24フレッチャー、16P.Scholes★、16マイクル・キャリック、11R.Giggs
FW:8Rooney、9 サハ
リヴァプール(監督:ベニテス)
GK:25 レイナ
DF:3 フィナン■、4 ヒーピア、23 キャラガー、6 リーセ
MF:8 ジェラード、22 シソコ■、14 シャビ・アロンソ→(後25)15クローチ、11 ゴンサレス→(後7)16ペナント■
FW:10 ガルシア、18 カイト
ネヴィル兄ちゃん、Giggs、Scholesと、ファーガソン・ベイビーの揃い踏みである。
コノ歴戦のツワモノたちには、チームメイとを超える深くて強い絆がある。
それがコノ試合でも発揮される。
ネヴィル兄ちゃんはキャプテンとしての存在感を示し、Giggsはキレキレのドリブルを随所に見せていた。
先取点は、キレキレのGiggsからのグラウンダーに、カラダゴト押し込んだScholesであった。
またもや先制点はコノ男である。
オールドトラッフォードは、前の試合に続いてScholesの雄叫びを聞く。
後半早々にもGiggsからのCKにリオが素晴らしいフェイントからのらしからぬファインシュートを決める。
主役はムカシノオトコたちであったが、Rooneyも負けてはいない。
得点こそなかったが、3.4人引き連れての強引なドリブルが数回見られなど、体の切れと迫力が戻ってきたようだ。
ムカシノオトコたちに新戦力が化学反応したときに、新しいMan-Uが生まれるはずだ。
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