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偏狂Man-U!2006年2月19日(月) 125回FA杯 R-16
リヴァプール(1−0)Man-U

現地時間では18日12時半。
満員のアンフィールドでは、当然の如く「You'll Never Walk Alone」の大合唱です。
解説の金子爺の話によると、ことFA杯での対戦成績は、リヴァプールの2勝4分け8敗。勝ちは85年前に遡るというので、和暦では大正10年のことになるのでしょうか。
4万人を超える大観衆であるが、FA杯においてリヴァプールの勝ち試合を見たことがある人は10人もいないであろう。

リヴァプール(監督:ベニテス)
GK:25レイナ
DF:3フィナン、23キャラガー、4ヒュイピャ、6リーセ
MF:8スティーヴン・ジェラード(C)、22シッソコ、16ハマン、7キューウェル→(後27)2クロンカンプ
FW:15ピーター・クラウチ→(後43)9ジブリル・シセ、19フェルナンド・モリエンテス→(後17)10:ルイス・ガルシア

Man-U(監督:未だファーガソン)
GK:19ファン・デル・サル
DF:2G.ネヴィル(C)、6W.ブラウン、15ヴィディッチ、27M.シルヴェストル→(後始)9:ルイ・サハ
MF:24D.フレッチャ→(後31)14A.スミス→(後45+4)13朴智星、11R.Giggs、23リチャードソン、7C.ロナウド
FW:W.Rooney、10ルート・ファン・ニステルロイ

シャビ・アロンソがいないリヴァプールに、リオがいないMan-U。
1月23日リーグ20週でリオの頭で勝ちを納めたMan-Uでしたが、今日はお休みかな。
開始早々からネヴィル兄ちゃんに対するブーイングがスゴイ!
ホイッスルが鳴った後に、リヴァプールのファンに対して挑発行為を行ったということで反感を買っている。

リヴァプールは高い!
21歳のピーター・クラウチ201センチ、DFの4枚も右SBフィナンを除いてほとんど190センチ・・。
15分にその高さがモノを言う。
左サイドからFK。これはキューエルのヘッドをGKファン・デル・サルがすんでのところで弾き出すが、その後の右CKから201センチが決める。
クラウチにとっては胸の高さで、一番パンチ力の生かせるヘッドでゴールを襲う。

リヴァプール先制!

その後もシソコ、ハマンの大型ボランチが中盤を制してゲームをコントロール。
それにジェラードがとキューエルが絡んでいくと、Man-Uの攻め手は無い。
時折ロナウドがドリブルで仕掛けるが、FWの2枚にボールが入らないので危険は全く無い。
未だファーガソンは、後半からシセを投入して打開を図る。
対するベニテスはモリエンテスをルイス・ガルシアに代えて、さらに中盤を厚くする。
フレッチャーをA.スミスに代えてさらに攻めの姿勢を見せるファーガソンであったが、神様は大きな試練を与える。
後半30分に入ったA.スミスであったが、キューエルのシュートを防いだところで交錯。
ただでさえ白いスミスであるが、顔面蒼白状態でピクリともしない。
ヒザの十字ジンタイか、アキレス腱が切れてしまったようです。

Man-UはFA杯も脱落。
残るはリーグカップのみ。
一番軽いカップのみになったが、ファーガソンもコレを花道にしてもらいたいものだ。

そう言えば、
85年前と今日の勝ち試合を見たことのあるリヴァプールのファンは何人くらい居るのだろうか。
現地の新聞にはそういう人からの投稿もあるかもしれない。
当時物心がついているとなれば、88歳以上の人であるに違いない。

偏狂Man-U!