偏狂AVISPA! 2006年12月2日(土)J-1 最終節
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アビスパ福岡(1−1)ヴァンフォーレ甲府
セレッソ(対フロンタ)が勝っちゃうと終わりだが、6年前に優勝を阻まれた長居でのゲームだけに可能性を感じさせてくれる。
引分以下なら、アビスパは「勝ち」で逆転。
負けならば、アビスパは引分で逆転で入れ替え戦進出を決めることができる。
ハカタの森には大勢のノボセモン達が集まってくれていることでしょう。
アビスパ福岡(監督:川勝良一)
GK:1 水谷雄一
DF:15 吉村光示、2宮本亨■、5千代反田充、3 アレックス
MF:10 久藤清一→(後45+α)19バロン、8ホベルト(C)、13 佐伯直哉■★、9薮田光教■
FW:6 布部陽功→(後20)26城後寿、34飯尾一慶→(後35)18田中佑昌
ヴァンフォーレ甲府(監督:大木 武)
GK:1阿部謙作
DF:3津田琢磨、15アライール■■■、4山本英臣、32杉山新
MF:7石原克哉→(後28)宇留野純、26保坂一成★、31林健太郎
FW:23山崎光太郎→(後14)5井上雄幾、16バレー、33茂原岳人
選手のユニフォームが旗めいている。
えらいな風が吹いているのかハカタの森は。
開始前のウォームアップでコガ弟が怪我をしたとのことでいない。
怪我をしないために行うウォームアップで怪我をしたとは、どんな体操をしていたのであろうか。
開始早々にコガ弟に代わる9番がゴール前に迫るが、決めてくれない9番である。
前半はアビスパの攻撃が続くが、ホベルトのミドルも不思議なリアクションで、なめるようにバーを転がって出て行く。
甲府の攻撃には迫力が無いので失点をする感じではないのであるが、アビスパの攻撃も不運が重なり嫌な感じだ。
傭兵の34番は、ゴールの可能性は感じさせなかったが、よー走り回っているのか、ファールを多くもらってくれていた。
その中のひとつにアライールの■があった。
この1枚のカードが最後には・・・。
さて、セレッソの前半は?
1−2。
このままではアビスパは引分で十分である。
しかし、セレッソが1点を取ればマズイ!
後半開始早々アビスパ失点!
9番のパスが審判に当たったのだろうか、ボールは変なリフレクションから相手に渡る。
そこからゴール前まで一気に攻め込まれて失点。
ハカタの森は凍りついた。
ここから再び前を向かねばならない。
だが、どうもちぐはぐな攻撃が続いていた。
打開したのはM主審サマ様である。
9番のヒップからの体の入れ方にアライールがぶつかっていった。
ヒイキ目に見ても9番のファールのように思えるのだが、主審はアライールに軍配を上げた。
しかも■である。
■ + ■ = ■である。
アビスパにカミサマが味方した。
ここからアビスパの息が再び回復したかのように攻撃が始まる。
CKが連続して続く。
サエキのゴールが生まれた。
サエキのゴールとは、実に意外なところから生まれたものだが、これもカミサマのなせるワザであろう。
セレッソは未だ1−2。
最後の最後で1点を返せば、一転地獄に落とされるのはアビスパである。
ジョーゴ、タナカユースケと次々にハエヌキを投入してくれるが、残念ながら効果的な動きは無かった。
しかし、カミサマはさらにアビスパに味方する。
セレッソの息の根を止める1−3のスコアである。
長居は凍り付いていることであろう。
ロスタイムは3分。
ここでアビスパが失点をすれば、今度はハカタの森が凍りついてしまう。
ところが、勝ちでも引分でも、さしたる違いの無い甲府にとっては、死に物狂いで点を取りに行くという迫力は無い。
最終戦の相手のモチベイションにも恵まれてロスタイムは過ぎた。
思わずガッツポーズである。
しかし、まだ残留が決まったわけではない。
相手は・・。
「ヴィッセルかー!」
カミサマがアビスパに味方した理由が分かった。
アビスパを追われたマツダカントクと、ヴィッセルから来たカントクとその傭兵たちを対戦させたかったのである。
素晴らしい物語を作ったものである。
カミサマの与えてくれた舞台に、花を添えるのは「自力」でやらにゃーいかん!
しかし、良くココまでたどり着いたものである。
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偏狂AVISPA!
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