| 偏狂AVISPA！ 2006年11月11日（土）J-1 30節
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アビスパ福岡（０−２）サンフレッチェ広島
ココの来て調子が上向いてきたアビスパであるが、今日の相手であるヒロシマも前節マリノスを粉砕しており、なにより10番と11番がキチンとFWらしい活躍をしているという恐ろしいチームでもある。
（1番ウェズレイ、11番サトウヒサト）
雨と風が強いハカタの森であるが、カミカゼとなるのか、それとも逆風になるのか・・。
アビスパ福岡（監督：川勝良一）
GK：1 水谷雄一
DF：15 吉村光示、23 柳楽智和■→（後29）9薮田光教、5千代反田充、3 アレックス
MF：10 久藤清一→（後17）26城後寿、13 佐伯直哉、22 中村北斗■、14 古賀誠史
FW：6 布部陽功（C）、34飯尾一慶→（後10）8ホベルト
サンフレッチェ広島（監督：ペトロヴィッチ）
GK：下田崇
DF：8森崎和幸、14戸田和幸、19盛田剛平
MF：7森崎浩司、23青山敏弘
5駒野友一、16李漢宰→（後25）15中里宏司■、17服部公太
FW：10ウェズレイ★★→（後45）9上野優作、11佐藤寿人→（後38）4ダバツ
キックオフ直後から土砂降りの雨となるハカタノモリだ。気温は15度、さらに風が強いとなれば、体感的には真冬に近い。
その中でアビスパは積極的で、文字通り寒さを吹き飛ばすように燃えていた。
ファーストシュートもアビスパ、若武者ナカムラホクトである。
試合は完全にアビスパのものであった。
15分までは・・・。
突然誰かから縦パス、追うのはウェズレイ！
Pエリアの侵入を防ぐべくアレックスがチェックに行くが、一瞬で弾き飛ばされてしまう。
さらに千代反田（かな？）がカバーをするが、タックルなどモノともしないでセンタリング！
ゴール前にあわやのボールが送られるが、サトウヒサトに一瞬競り勝ったDF（ナギラかヨシムラか、それともナカムラホクトであったのか？）がクリアでCKに逃れる。
それにしてもコノ10番、岩の如き腰の強さに、ダンプカーの如き突進力である。
左のCKを蹴るにはウェズレイ。
ピンチを凌いだアビスパであり、ゴール前に位置するヒロシマ攻撃陣を水も漏らさぬ警戒態勢をとる。
という意識に、フッと気を抜かせるようなショートコーナー・・。
受けたアオヤマ（コノ子は前節のサッカーマガジン誌選出ベスト11に選ばれていたはず）がやさしくウェズレイに返す。
ショートコーナーであった為に、アビスパDF陣がすかさず反応して位置を高くしていれば、ショートコーナーを後ろから受け直すウェズレイは完全にオフサイドであったはずだ。
しかしアビスパDF陣は、それぞれのマーカーに意識が強すぎた。
丁寧なボールが返ってきたウェズレイであるが、最初から意図していたようにそのままシュート！
ボールはウェズレイの思惑を乗せて逆サイドのネットを揺らした・・。
ヒロシマ先制！
まずい・・。
の思いのまま、今度はヒサトが走る。
文字通り走るハシル！
左サイドを駆け抜けたあとにシュートー！
ではなく、柔らかく逆サイドにボールを運ぶ。
またまた10番が走りこんできて岩石ヘッドでネットを揺らした。
10番と11番が、きちんとFWをするチームである。
対するアビスパは・・・・・・・。
11番（キョーヘイ）はこの所カントクのメガネには合わない様子。
10番と11番は常日頃管理人が指摘するとおり・・・。
後半の途中と最後にアビスパも「気持ち」を見せてくれたが、残念なことに零封である。
冷風でもあった。
カントクさんに質問。
2点のビハインドは、ある意味ピッチに立つ選手の責任だ。
しかし、その状況打開すべき采配を振るうのはカントクさんですよね。
後半10分、イイオからホベルトに交代。
交代はあんたの決めることやから構わんが、その時ナカムラホクトをどうしようとしたの？
ホベルトは本職のボランチに位置させたみたいだが、ドイス・ボランチの位置をはじき出されたナカムラホクトはFWだったのかい？
で、ジョーゴをFWに投入して、やっとナカムラホクトを右に配したのかな？
さらにDFを1枚削って9番を入れた時、もしかして再びナカムラホクトに任せた右サイドに入れたんかい？
ナカムラホクトは、アッチコッチに・・・。
試合前のシチュエーション、先制した時のシチュエーション、1点差で負けている時、2点差の時、いろいろとその時にはどうするかをあらかじめ想定している。
ワタシが考えるカントク像であるが、どうやらそれは間違っていたようだ。
カンとヒラメキとヤブレカブレ、どうやらそれでカントクらしい。
悔しいの〜〜。
選手の皆さんは、「気持ち」を入れ替えて残り4試合を乗り切っていただきたいものである。
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偏狂AVISPA！
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