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偏狂AVISPA!  2006年5月6日(土)J-1 12節
サンフレッチェ広島(1−0)アビスパ福岡

雨である。

サンフレッチェ広島(監督:望月一頼かな?)
GK:1下田崇
DF:18吉弘充志、3小村徳男、盛田剛平
MF:5駒野友一、2ベット→(後44)八田貢介、14戸田和幸、17服部公太
   森崎浩司
FW:9上野優作、佐藤寿人

アビスパ福岡(監督:松田浩)
GK:16神山竜一
DF:22中村北斗→(後17)15宮本亨、4金古聖司、5千代反田充、3アレックス
MF:7宮崎光平、6布部陽功、15吉村光示→(後30)17川島真也、14古賀誠史
FW:36グラウシオ、27田中佑昌→(後始)9薮田光教

ホベルト出場停止は知っていたが、神様ミズタニは何処に行ったのか?!
勝ち星に見放されながらもリーグ途中(今思えば最初の方だけだった・・)まではJ-1最小失点と堅守の要であった、あの神様ミズタニが・・。
カシマ戦「4失点」、フロンタ戦「2失点」と、コノ2試合の守備崩壊状態の責任を感じすぎたのであろうか。

神様はいなくなったが、代わりのGKは、「神山」と。
なにやら冗談めいた話である。

前置きはコノくらいで・・。

さて、ボランチである。
布部と吉村をチョイスしたマツダカントクである。
後ろの4人と前の2人もこれでよかろう。

あくまでも、試合が始まる前の選択である。

試合開始・・。

前節ようやく片目をあけたヒロシマであるが、
ホームに、それもヒロシマとしては1万人を超えるファンを迎えたにもかかわらず、であるが、
3-5-2のシステムならず、ほとんど5-2-1-1-1くらいのカタツムリ状態のヒロシマであった。

早くも降格争いの当事者同士とも言うべきコノ試合であるだけに、危機意識を相当に植え付けてコノ試合に臨んでいることを伺わせるヒロシマであった。

ヒロシマのDFを分析。
ヨシヒロミツユキ、オムラミツオ、モリタゴーヘイ。
181センチ、181センチ、189センチ。
血液型はすべてA型である。

「利き足はヘッド」と称していたモリタゴーヘイも新境地DFで体を張っている。

これにファイター・トダを筆頭に、ほとんど全員がディフェンダーであった。
昔アビスパで少しだけ頑張っていた愛すべきウエノユーサクも、ほとんどDFである。

攻め続けようとしていたアビスパに対して、ときおり俊足ヒサトが脅威のカウンターを繰り出していた。
それだけのヒロシマに対して、我がアビスパはどう対処したのか?!
である。

試合が始まるまではよいのである。
プランを立てるのはカントクである。
はずれることもある。
しかし、
いざゲームが始まり、その試合をどうコントロールをするのか。
前半のうちに選手がそのままプレーをしていたとしても、せめてハーフタイムでなんらかの作戦変更をするべきは誰なのか?!

たしかにハーフタイム後に動いたのはアビスパである。
選手交代。
ユースケ→ヤブタ。
決めたのはカントクであろう。

前半のアビスパは、FW2枚(グラウシオ&ユースケ)が画面に出てくる場面がほとんど無かった。
たしかにコノ試合の2枚のFWの出来も良くなかったのかもしれない。

マジメなA型3人に対して、しかも高さと強さを持つコノ3人に対してクセのある光速アーリークロスは弟のFKのみであった。

外からえぐるような攻撃は無い。(事実CKもほとんど無かった。)
テンポを変えるような素早いパスも無い。
高さと強さでかなわんのであれば、点で合わせるような光速クロスも無い。
そしてなにより、Pエリア内を混乱に陥れるようなドリブラーも居なかった。

そういうアビスパである。

0−0と膠着したゲームであったが、アビスパのカントクは動く。
ナカムラホクト→ミヤモト。
ヨシムラ→カワシマ。

カードを出し尽くしたカントクであったが、さらに動いた。
カネコ→FW。

ナゴヤのコガ兄ちゃんは前節(マリノス戦)からフルタイムFWである。
昨日のジュビロ戦は、登録時からすでにFWであった。

最後だけパワープレーというのは、勝ち抜き戦のトーナメントではある。
しかし、バランスを崩してまでも勝ちに行った結果、
カウンターからのドリブルにファールで止め、そのFKに泣くアビスパであった。

※少しだけカントクをホメテおきます。
  最後に弟を右サイドに持ってきたことだけは正解だったと思います。

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