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偏狂Man-U!2005年12月29日(木) プレミア第17週
バーミンガム(2−2)Man-U

クリスマス休暇を明けた4連戦に、まずは一つ白星先行したMan-Uでしたね。今日の相手は「ブルース」の愛称を持つバーミンガム・シティ。創立が1875年というMan-Uよりも3年歴史が古い名門です。
上から青白白のブルースに対して、Man-Uの赤黒黒。セント・アンドリュースの緑の芝に美しいコントラスを描いています。

バーミンガム・シティ
GK:1タイラー
DF:2タイラー、3クラバム→(後40)31ベインター、4カニンガム、5アプソン
MF:7ペナント→(後30)8パンディアーニ、14ヤロシィク、20N.バット、22ジョンソン、25クレメンス→(後24)15キルケニー
FW:16エミール・へスキー

Man-U(監督:未だファーガソン)
GK:19ファン・デル・サール
DF:2G.ネヴィル(C)、5リオ・ファーディナンド、22ジョン・オシェイ、23リチャードソン→(後41)11R.Giggs
MF: 24ダレン・フレッチャー、18P.スコールズ、14A.スミス→(後39)20スルシャール、7C.ロナウド→(後39)13朴智星
FW:10ルート・ファン・ニステルロイ、8W.Rooney

開始早々からアウェーのMan-Uが攻め込む。
左SBのリチャードソンの深い位置からのセンタリングに飛び込んだのはルート。開始3分のファーストチャンスをモノにしたMan-Uが幸先良く先取点をモノにする。

Man-Uはその後も攻め続けるが、ブルースも時折右サイド(Man-Uの左サイド)からカウンターを仕掛けていた。
現実にブルースの攻める術は右サイドのみではないか、という錯覚に陥るほど片側からの攻めだけだった。しかし、これは相手の作戦だったのかもしれない。
久々に先発したC.ロナウドはいいところを見せなければならない。ボールを持つや、独特のドリブルで仕掛けようとする。ところが、その瞬間をひそかに狙っていた男がいた。
ニッキー・バットである。
汚れ役が良く似合うこの男は、C.ロナウドの後方からファールまがいの必殺タックルをみまう。ファールならそれで仕方がない、それくらい開き直りのあるプレーでボールを奪うや、なんと左サイドから高速カウンターを仕掛けた。
「この瞬間にスイッチを入れる!」という全員の意思統一があったかのようなブルースのイレブンである。
それまで沈黙(少なくとも攻めに関しては)をしていた左SBの3番がトップに位置するエミール・へスキーを追い越して行き、なんとシュートまで決めてしまう。
しかも、何試合か前にも指摘をした管理人であるが、この日もニアサイドを抜かれたGKファン・デル・サールであった。
なんにせよ、あっという間の同点劇である。
後ろからボールを奪われたC.ロナウドは、いつもの如く「ファールやないか!」と倒された状態で両手を大きく広げたままであった。
あんた、切り替えが遅すぎだぜ!
である。

後半も先手を取るのはMan-U。

A.スミスからのボールをルートが囮役になり、後ろから走りこんできたRooneyがゲット!
実にテクニックのある味のあるシュートです。

しかし、このあたりからブルース監督の采配が冴える。
次々に2枚のカードを切る。
2人目に交代したパンディアーニが同点ゴール。
先取点の3番を下げて同点逃げ切りを図るブルース。

対するファーガソンの采配は?!
同点に追いつかれた後からバタバタと3枚のカードを切る。
スルシャールが久々に登場するが、流れそのものを変えるまでには至らなかった。

4連戦のわずか2戦目にして連勝は途切れた。
今朝青龍状態のチェルシーを追うためには、あまりにも痛い勝点「1」である。

偏狂Man-U!