偏狂Man-U!2005年11月28日(月) プレミア 13週 |
|
ウェストハム(1−2)Man-U
先日の訃報(Geoge Best 他界)にブリテン島からアイルランド島、そして全世界が哀しみに満ちている。中でもサー・ボビー(Bobby Charlton)の悲しみはひとしおであろう。
ウェストハムのホーム、アプトン・パークであるが、試合前だけは重たい空気が漂っていた。
ウェストハム
GK:1キャロル
DF:2ジェプカ、3コンチェスキ、5アントン・ファーディナンド、4ガビアドン
MF:15ベン・アユン、17マリンズ→(後26)7ダイリー、24ノーブル■、11エセリングトン→(後44)26ニュートン
FW:10ヘアウッド★、8テディ・シェリンガム■→(後26)25ザモラ
Man-U
GK:19ファン・デル・サール
DF:6ウェズ・ブラウン、5リオ・ファーディナンド、27シルヴェストル■→(前37)2ガリー・ネヴィル、22ジョン・オシェイ★
MF: 24ダレン・フレッチャー、14アラン・スミス、18P.スコールズ、13朴智星
FW:10ルート・ファン・ニステルロイ(C)■→(後45)23リチャードソン、8W.Rooney★■
ウェストハムの選手はほとんどが喪章をつけているが、Man-Uの選手は全選手ではないようだ。これも故人のその後の生活を表しているのであろうか。
ハマーズにはGKキャロルと御大シェリンガムがいる。Man-Uに対して、と言うよりもファーが損に対してなみなみならぬ闘志を持っているはずである。
さらに、ファーディナンドの兄弟対決には興味あるものには興味ある(?)シチュエーションである。
キックオフはMan-Uであった。
開始早々からハマーズのゴールを襲おうとする。しかし、復讐に燃える男シェリンガムがインターセプトするや左サイドにはる11番にパス、11番はワンツーから抜け出してあっという間にMan-U右サイドのブラウンをおきざりにする。中途半端にチェックにきたシルヴェストルの裏に走りこむ10番にボールを上手く流すと、10番はニアポストにボールを流し込んだ。
キックオフからネットが揺れるまで52秒の出来事であった。
見所は、攻めるMan-UとしのぐGKキャロルにあった。
ルート、スコールズ、Rooney、さらにRooneyがPエリア内からシュートを放つ。確実に枠を捕らえていたボールであったが、すべて元Man-UのGKキャロルがはじき出した。
確かにMan-Uvsキャロルであったが、随所にハマーズの10番がMan-Uのゴールを襲っていた。しかし、老いたるとはいえ(そうではないかもしれないが・・)ファーガソンはさすがに監督であった。
10番に翻弄されるシルヴェストルを前半に降ろしてしまい、そこにブラウンをコンバートして右サイドにネヴィル兄ちゃんを投入!
右から、ネヴィル兄ちゃん・ファーディナンド兄ちゃん・ブラウン・オシェイと並ぶDFラインで落ち着いてくる。
前半だけで試合が終わっていたのであれば、間違いなくMVPはキャロルであった。
試合を決めたのはRooneyであった。
後半開始早々、ゴールの枠ギリギリのところ狙うとキャロルの手と足が出るので、今度は又抜きを決めるのであった。
お友達・朴智星からのボールをゴール前で微妙なタイミングでDFをかわしてシュートを決めた。映像を見ないことにはそのプレーを解説できないくらいのスーパーなプレーであった。
残念キャロル!
さらにCK。
オシェイの打点の高さには恐れ入る。
逆転でMan-Uの勝ち。
MVPはRooneyであるが、殊勲賞は悔しいが「未だファーガソン」、敢闘賞にオシェイというところであろう。
余談であるが、後半ロスタイム時のルートの交代ゲキはいただけない。
今だけキャプテンのルートが退場するに当たり、キャプテンマークを本来の今キャプテン・ネヴィル兄ちゃんに託すことになるのであるが、
「キャプテンマークを投げるな!」である。
しかも、
「片手でホオルナ!」である。
|
|
|
|
|
偏狂Man-U!
|