偏狂AVISPA! 2005年11月26日(土) J-2 最終局面 |
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ヴァンフォーレ甲府(0−5)アビスパ福岡
チームとしてはJ-1復帰を決めているアビスパである。しかし、選手たちにとっては今からが勝負である。
残る人、来る人、出て行く人、出される人、いろいろである。
残りの2試合で激変するものではなかろうが、アピールしなければならない選手は幾人かいる。
さらに、他人のチームであるが、仙台と甲府も大変である。
仙台の勝点は67、甲府が66。残る対戦相手は、仙台が京都(H)とアビスパ(A)。甲府はアビスパ(H)と京都(A)。共に同じようなシチュエーションだ。J-2の年間予定表を作成した人にMVPである。
ヴァンフォーレ甲府(監督:大木武)
GK:34阿部謙作
DF:32杉山新■、15アライール■→(後25)28奈須伸也、2秋本倫孝、22井上雄幾→(後5)9須藤大輔
MF:4山本英臣■、8倉貫一毅、10藤田健、14石原克哉→(後始)25鈴木健太
FW:16バレー■、18長谷川太郎
アビスパ福岡(監督:松田浩)
GK:1水谷雄一
DF:21平島崇→(後28)13村主博正、19長野聡、5千代反田充(C)■、3アレックス★
MF:10山形恭平★、22中村北斗、6松下裕樹★★、14古賀誠史★→(後37)17大塚和征
FW:32岡山一成→(後21)4川島眞也、27田中佑昌
ヤマガタ弟がヒラジマ、コーヘイのところにコガ弟、そしてホベルトとグラウシオがお休み、代わりにマツシタとオカヤマカズナリである。
代わりの4選手はそれぞれアピールをしなければならない。
ということで、コガ弟がアグレッシブである。左からのクロスを立て続けに2本入れるが、オカヤマカズナリガイクのヘッドは無念・・。
ナカムラホクトがドリブラーブリを発揮。
なかなかチーム内競争意識は高いようである。
と、突然にマツシタがミドルシュート!
早い時間帯に先取点を取るアビスパである。
甲府も入れ替え戦出場のためには是が非でも勝ちたいところであろうが、今日のアビスパはチェックが早い。前線からも、中盤位置でも脱兎の如くプレスをかけている。
左のFKはコガ弟。微妙なカーブを描いてゴール前に送ると、GKは残念ながら触るのが精一杯。跳ね返っていくところをハーフボレー気味にキョーヘイ!
久々の得点シーンである。キョーヘイも必死である。
またまたマツシタのミドルシュート炸裂!
前半だけで3点!!!
こんなアビスパを見るのはいつ以来か?!
前半終了間際と後半の立ち上がりだけは甲府の時間帯が少しだけあったが、それ以外は全く危なげないアビスパである。
後半の流れを変えたのはオカヤマカズナリの交代。個人的には残念であるが、オカヤマカズナリにとっては厳しい状況がさらに厳しくなった感がする。
カワシマがDFに入り、アレックスがFW役となる。一昨年以来のFWアレックスであるが、良い方向の時には何をやっても上手くいくのが世の常であった。
アレックスのドリブルからコガ弟がアピールする4点目!
さらに最後は甲府の自滅的プレーからアレックスが締めくくる。
オカヤマカズナリ以外は、それぞれがなんらかのアピールをした試合であった。
気の毒なのは甲府である。
しかし、試合終了から3分位して仙台が負けたという報がスタジアムに流れた。
入れ替え戦競争も最終戦まで持ち越すことになる。
やはり、MVPは今年度のプログラムを組んだ担当の人である。
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偏狂AVISPA!
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