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偏狂AVISPA!2005年7月9日(土) J-2 20節
アビスパ福岡(3−1)徳島ヴォルテス

試合前の情報では、甲府が札幌の負けたということだ。
悔しいが京都は論外的にトップを独走しているので、我らがアビスパは2位争いを制しなければならい。
当面のライバル甲府が足踏みをしたぞ!
チャンス!
しかし、いつの間にか札幌が勝点30で甲府と並んでしまっている!?
我らがアビスパは、ココ4試合お休みモードで勝点27である。ここは絶対に負けられない!!!!

アビスパ福岡(監督:松田浩)
GK:1水谷 雄一
DF:22中村 北斗、15宮本 亨、5千代反田 充(C)、3アレックス
MF:7宮崎 光平、6松下 裕樹、36グラウシオ、27田中 佑昌→(後21)10山形 恭平
FW:18有光 亮太→(後40)34喜名 哲裕、9林 祐征→(後31)24太田 恵介

徳島ヴォルテス(監督:田中真二)
GK:30高橋 範夫→(後始)22古田 泰士
DF:25谷池 洋平、16挽地 祐哉、20大森 健作
MF:17秋葉 忠宏、5筒井 紀章、23金 位漫、8伊藤 彰→(後24)10大島 康明、11片岡 功二、24小山 拓土→(後32)15冨士 祐樹
FW:18羽地 登志晃

いやぁ〜、 総括を今から書くのであるが、頬が以上に緩んでいるのがわかる自分です。知らん人が見たら不気味な感じでしょう。それほどにうれしい管理人です。
いつ以来なんでしょうね。(6月3日の15節湘南戦以来の事ですよ!)

ハカタの森は梅雨の合間であった。雨は降り切らず、湿度は78%というので、ムシムシとした嫌な感じだったでしょう。お客さんの入りはあまりよくない。ココ4試合で勝点1の報いである。

さて、試合である。

いつものように先取点はアビスパ!(いいですねー、こんな書き出しは・・)
Pエリア外の遠目からボランチのマツシタが右足を振りぬく。少しアウトにかかったボールは糸を引くような弾道で逆サイドに突き刺さる。謙虚なマツシタの喜び方を見ると、彼自身まさか入るとは思わなかったのかもしれません。ホントにコンパクトにヒザから下で叩いたような感触をモノにしてくれれば、代表のエンド-チックなミドルを会得してくれるかもしれませんね。

しかし、すぐに追いつかれる。ココまではいつものアビスパがあった。
しかもFK。鬼門になってきたセットプレーです。まあ、蹴った相手のカタオカを誉めてやりましょう。決まった後にアリミツの近くを走り去る。なんと東海第五の先輩らしい。この辺から選手であれば、今後の活躍まで注目してあげましょう。

アビスパ劇場はコノあたりから始まった。
気の毒なからのリスタートで、自陣奥深くからイッパツ縦に長いボールが送られると、アリミツの韋駄天ドリブラーブリが出現する。
Pエリア内まで持ち込めるドリブルは、相手には恐怖と混乱を陥れ、見ている我々には興奮と歓喜をもたらす。
今度は後輩が先輩の脇を通る。テキミカタであるが、いい光景である。
突き放しの2点目は個人技であった。

アビスパ劇場は続く。
ユースで世界を実体験してきたナカムラホクトである。
オレンジ軍団の7番にチンチンされてきた右SBのナカムラホクトは、なんとイナズマドリブルをモノにして帰ってきたのだ。
Pエリアの外側でボールを受けると、まずは相手2人を同時に抜き去り、エリア内で角度のあるドリブルからさらに2人を抜き去るというハナレワザである。SBが相手Gラインまでボールを持ち込むことができると、相手のディフェンスは崩壊状態となる。
スピード感あふれる縦への突破から、突然的に絵に描いたマイナスのセンタリングがゴール前へ。飛び込んでいたコーヘイがダイビングヘッド(ちょっとオオゲサかな)でゴールを決める。

大量点のニオイがする怒涛の攻撃が続く。
その攻撃とは、ドリブルでの個人の突破と、2点目のきっかけともなる相手DF陣の裏への飛び出しである。
どちらもスピード感あふれる攻撃であり、その主体は個人による突破と縦(ゴールへむかう)への強烈な意識である。
コノ攻撃が後半の15分まで続くのであった。

ココから贅沢な不満を述べる。
もちろん勝っているから(勝ったからかも・・)言えるのであるが、ホントの強さをモノにしてもらいたい、という気持ちは本心です。

1.カサにかかって攻め込んだ時(後半早々からハヤシ以外の面々はドリブルで突っかかって行くのであるが、コノ5回ほどのチャンスに1〜2点でも取っていれば・・)には、絶対に点を取らなくてはいかん。ココにブラジルの強さと凄みがある。
2.電柱的攻撃からの脱皮!

特に2番ですよ。
昨年までは電柱を2本並べていることが多かったマツダさんからすれば、この頃は1本なのでまだいい。たしかに、ポスト役がきっちりとできる能力が有るFWがいるならば、実に理にかなった攻撃ではある。左右のオープンからの攻撃はアビスパの売りでもあった。右からキョーヘイやコーヘイ、左のコガ・オトウト。
しかし、どの世界でも力や能力の現状維持は後退である。相手さんもそれなりに研究と対策を重ねるからである。
昨年もそうであるが、我がアビスパの電柱的FW陣は、いったい何点を叩き出してくれているのか。特に今年はひどい!

新生アビスパとして今シーズンを成功させるためには、「コノ試合の前半45分+15分」をモノにするかしないかではなかろうか。
心配なのは、あとの30分は「元の木阿弥アビスパ」であったこと。まさかうまく逃げ切ったなんて考えが親分にあるんだったら、やっぱヤバイですよ。

偏狂AVISPA!