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偏狂Man-U!2004年11月15日(月)プレミアリーグ 12週
ニューカッスル(1−3)Man-U
セント・ジェイムズ・パークは初冬の訪れがあるような寒さなのでしょうか。集まるオノボセサン達は、みんなそれなりの格好をしています。しかし、天気は上々のようです。

ニューカッスル
GK:1ギヴン
DF:2カー→(18゛)5オブライエン、19ブランブル、25ヨンセン、35ベルナール
MF:10ベラミー、29ボウヤー→(54゛)8キーオン・ダイアー、4ニッキ-・バット、7ジェナス
FW:9アラン・シアラー、11暗いフェルト→(62゛)32ロベール

Man-U
GK:13ロイ・キャロル
DF:2ガリー・ネヴィル、5リオ・ファーディナンド、27シルヴェストル→(57゛)6ウェズ・ブラウン、4エインセ
MF:24フレッチャ-→(75゛)11 Giggs、16 Roy Keane(C)、18ポール・スコールズ、7 C.ロナウド→(84゛)14アラン・スミス
FW:8 W.Rooney★★、10ルート・ファン・ニステルロイ

ニューカッスルを見るのは今シーズン初めてなのですが、ニッキ-・バットがいたのですね〜。背番号は「4」と、何処に行っても汚れ役をやる覚悟はあるようです。
それと暗いフェルト・・・。コメントは特にありません。

開始早々Man-Uがゴール前まで迫りますが、ニューカッスルもすぐに反撃。大将シアラーがエインセにタックルを受けてFK。30mはあろうかというかなりの距離でしたが、火の玉シアラーが渾身のインステップ! 
目の覚めるようなシュートが壁をすり抜けていきますが、惜しくもGKキャロルの正面。GKごとゴールインをしそうな感じもありましたが、さすがにキャプテン翼での日向クンではなかった。
さらにニューカッスルは攻める。
中央右サイドから大きなボールがPエリア付近まで送られると、ベラミーでしょうか、胸トラップパスでクッションを入れると、暗いフェルトが左足ボレー! 危ない危ない・・。
ツボにはまれば、相変わらず怖い存在ではあるようです。

先取点はMAN−U!
点が取れない病を払拭するように、早い時間に1点が決まる。
出し手は右サイドからフレッチャ-! 後方45度からのボールを受けるのはRooney! そのまま右足で流し込むように転がすと、GKの遠い方の手をかすめてゴールに飛び込んでいった。
Rooneyの天才性を証明する得点です。

このプレーに気を良くしたのか、今日のフレッチャ-は実に赤いチームになじんでいた。
いつもであれば、右サイドに追いやられるように窮屈なプレーに終始していたのだが、この日はC.ロナウドとも頻繁に左右を入れ替え、さらに中央にも進出と豊富な運動量でニューカッスルの中盤をバラバラにしていた。
特に、右サイドを駆け上がるネヴィル兄ちゃんとは良くシンクロしており、受ければすぐにパスを出すということは無く、タメを作る「待つ」という作業が実に効果的だった。

前半はそのまま終わる。

せっかく早い時間帯で先取点を取っていたのだが、その後は続かなかった。

後半10分くらいに、シルヴェストルがタックルで相手と交錯したときにつま先がオデコに直撃してしまう。意識が飛んでいるようで、朦朧とピッチを後にする。
代わって入るのはブラウン。

シアラーは時おりリオさえも振り払っていたが、後半30分にブラウンから右サイドでボールを奪うと、そのままゴール前までドリブル&シュートで、あっさりと同点!

今日も引き分けのManu-Uかと、眠たさを我慢していた管理人であったが、その同点の興奮覚めやらぬセント・ジェイムズ・パークがざわついていたくらいのすぐ後の時間でスタジアムを沈黙状態に陥れる。
主役はRooney!
またもや後方45度のボールを受けるRooneyであるが、今度は自らキープ。外側に逃げるようなしぐさの後に柔らかいボールでGKの頭越しのループを逆サイドへ。受難のGKギヴンは渾身の力で右手を差し出しいったんはクリア。ボール構えへこぼれたところをさらに追うギヴンであったが、スコールズがソコにはいた。結局はスコールズの足がボールをさえぎっており、投げ出した体はスコールズの足を直撃。主審のマイケル・ディーンさんは、迷わずPKを選択した。

蹴り手はルート。
Man-Uは苦労はしたが、簡単に勝ち越し。
ブーイングの嵐のなかゲームは進む。
ロスタイムは4分。
フレッチャーに交代して入ったGiggsが左サイドを疾走。本来なら時間稼ぎ的キープに入るシーンが多い今日のフットボール界であるが、Giggsには攻める姿勢しかなかった。
迷わずセンタリングを上げると、中途半端にゴール前に落ちていくようなボールであったが、これまた途中交代で入ってきた武闘派アラン・スミスが必死の走りこみで首をニョキーと伸ばしてヘッド。ルートがシュートしたボールがうしろにハネルと、ソコにはRooneyがいた。
真正面からなんなくトドメを刺してゲームは終わった。

最後のプレーは、先発組みと交代組みの目に見えぬ火花が散っており、生き残りを賭けた選手の強い意志を感じさせた。

MVPは、決定的場面にしか登場しなかったがRooney、殊勲賞は悔しいが選手の戦闘能力を最大限に引き出した未だ監督のファーガソン、敢闘賞は名誉の負傷ということでシルヴェストル。

しかし、今日のCBはもろかったなあ・・・。
点が取れたのは朗報ではあるが、今まで堅守を誇っていたDF陣が少しだけ心配である。

偏狂ManU!