偏狂Man-U!2004年5月23日(日)FA-カップ決勝 |
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Man-U(3−0)ミルウォール
1872-73シーズンから始まったというFAカップ。聖地ウェンブレーが工事中なので、来年まではカーディフ・ミレニアム・スタジアムでの開催である。
満員のスタジアムは赤(Man-U)と青(ミルウォール)に分かれて、それは立錐の余地も無いほど超満員。
今年の話題はMan-Uが無冠で終わるのか、それとディビジョン-1のミルウォールが勝ち残ってきたこと。
ジャイアントキリング(大物食い)がおきれば・・・。
Man-U
GK:14ティムハワード (84")-13ロイ・キャロル
DF:2Gネヴィル、6ブラウン、27シルヴェストル、22オシェイ
MF:16Rキーン(C)、24Dフレッチャー→(84")8Nバット、18Pスコールズ、7Cロナウド☆→(84")20スルシャル
FW:11Giggs、10ルート・ファン・ニステルロイ☆☆
ミルウォール
GK:33アンディ・マーシャル
DF:3ロバート・ライアン→(75")23マーク・マッキャモン、2マシュー・ローレンス(C)、12ダレン・ワード、25マーヴィン・エリオット
MF:4ティム・カーヒル、7ポール・アイフィル、26ピーター・スウィーニ、8デイヴィッド・リヴァモア、19デニス・ワイズ(PC)■→(89")11カーティス・ウェストン
FW:9ニール・ハリス→(75")37:バリー・コーガン
ミルウォールはプレイング・コーチのデニス・ワイズの肉弾戦で抵抗していた。
しかも、守りを超固めたチームを崩すのは容易でない。
こういうときに頼りになるのは、やっぱりベテランです。
攻めてはいるが、なかなかシュートが枠に飛ばなかったMan-Uにカツを入れたのは親分キーンの技ありシュートだった。これをきっかけにギアチェンジされたMan-Uの攻撃に弾みがつく。
仕上げを作ったのも親分から。
バイタルエリアまでもう少しというところで右に展開、右に張るネヴィル兄ちゃんがワントラップ的ドリブルをひとつ入れた後にセンタリング。
それまでハズシまくっていたCロナウドがヘッドで先取点!
後半には右から長いドリブルで侵入するGiggsがいた。
2人、3人と逆を取りながら抜き去っていくと、最後はたまらずに後ろから引っ掛けられてPK!
キッカーはルート。帰ってきたCFがキッチリ決めて2−0。
最後もGiggsがフレッチャーからの縦パスを受けるとドリブル開始、左から持ち込んでゴール前のルートへ。これはオフサイドだったはずだが、CF・ルートがキッチリ決めて3−0。
キャプテンと副キャプテンがお膳立てをした試合は、終わってみれば楽勝だった。
Man-Uにとっては散々なシーズンだったが、最後に少し花を添えることができて結果オーライ。
試合の最後にスルシャルとバットがGKキャロルと共にピッチに入るが、このベテラン2人も今シーズン限りだろうか。
生え抜きの第一線はGiggsとネヴィル兄弟くらい、10年来の戦友も少しずつ淘汰されつつある赤いチームです。元気なのは昔名監督のファーガソンぐらいでしょうか。
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偏狂ManU!
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