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偏狂Man-U!2004年5月08日(水)プレミアリーグ 32週
Man-U(1−1)チェルシー
プレミアリーグの優勝はブッチギリでガンナーズに決定しているが、CL-カップそのまま本戦出場をかけた2位争いは残っている。
今日の試合を含めて残り2試合。2位チェルシーは勝点75、最終戦はホームでリーズ・ユナイテッド。3位Man-Uは勝点71、最後はアウェーでアストンビラ。
つまり引き分け以上ならチェルシーの2位が確定する。Man-Uとすればホーム・オールドトラッフォードでの最終戦でもあり、最後くらいはイイトコ見せたいもの。
現地では昼からのキックオフだが、5月にしては肌寒い雨が降っている模様。しかし熱いファンは67609人集まっているらしい。

Man-U
GK:14ハワード
DF:2ネヴィル兄ちゃん、6ブラウン、27シルヴェストル、22オシェイ
MF:3ネヴィル弟→(79")15クレベルソン、24フレッチャー、7Cロナウド→(87")20スルシャル、 18Pスコールズ→(38")9サハ 、11Giggs(C)
FW:10ルート・ファン・ニステルローイ

チェルシー
GK:23クディチーニ
DF:15メルヒオット→(75")2ジョンソン、26テリー、29フート■■、18ブリッジ MF:4マケレレ、14ヌジタプ、8ランパード、10コール→(79")19パーカー、30グロンキア→(85")3ババヤロ
FW:22グジョンセン

チェルシーもCL-カップ敗退のあと調子悪いらしいが、今日は完璧だった。少なくとも前半は。
マケレレが入ると中盤の後ろから安定して、敵が攻め込むのはサイドの一角しかなくなるからだろうか。
Man-Uの中盤は完全に寸断されており、ボールは持てるが前線への縦パスは許さない、という感じ。
Cロナウドは右の一角へ、Giggsは左の一角へ。ときおり右サイドの兄ちゃんが追い越していくとチャンスらしくなるが、左のオシェイは今日は調子悪いのか、ダイナミックなプレーがなく失速気味。

チェルシーは少ないチャンスで先行する。それもこないだのモナコ戦のように、グロンキアがPエリア角くらいから進入して矢のようなボールを逆サイドのゴールネットに蹴り込んだ。どうもコノ角度のシュートを開眼したようだ。

チェルシーは、リーグ2位を確定するための大きなアドバンテージを取る先取点!0−1である。

Man-Uには追いつくチャンスはあった。前半終了間際にフートがサハの進入を止めたとしてPK。しかしルートのキックは見事にGKクディチーニに止められる。

声がなくなってきたオールドトラッフォードのファンを盛り上げる為はゴールシーンしかない。後半はさらに攻める姿勢を見せるのだが、チェルシーのDFラインに乱れは無かった。
しかし20分を過ぎようかというときに、CBの一角29番フートが2枚目のイエローをもらってから流れが少し変わった。それでも点の入る感じではなかったが、先ほどファインセーブをしたGKクディチーニが痛恨のファンブル!
このあとルートが汚名返上の同点ゴールを決めて1−1。

しかしここまでだった。

Man-Uは2位チェルシーまでの勝ち点差を縮めることが出来ずに終戦を迎える。
さらに気になるのはポール・スコールズ。
前半30分くらいにPエリア内でシュミレーションのイエローをもらった後に、すぐ交替。何が原因かはわからんが、これまで何度となくチームの窮地を救ってきた英雄がハーフタイムの前に交代である。
無念の表情でピッチを後にして、呆然と試合を眺める姿があった。

昔名監督だったファーガソンは一言も声をかけず、チーム内はピッチ・ベンチともにバラバラになっていく・・・。

偏狂ManU!