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偏狂Man-U!2004年2月26日(木)CL-カップR16第1レグ
FCポルト(2−1)Man-U

ユーロの会場にもなる新しいスタジアム。ココはポルトのホーム、エスタディオ・ダ・ドラゴン。ポルトの町の守護神が、そのままスタジアムになったらしい。なんやらいい雰囲気ですね。ユーロの準決勝もあるらしく、金もヒマも無いのに、行ってみたいと誘われるようなスタジアムです。
50000人くらいのスタジアムらしいが、日本のそれとは違って、客席もゆったり座れるようです。マンチェスターからも3000人くらいのうらやましいオノボセさん達がかけつけているようです。

FCポルト
GK:99バイア
DF:2ジョルジュ・コスタ、4カルヴァーリョ、8ヴァレンテ、22パウロ・フェレイラ
MF:18マニシェ、23メンデス、15アレニチェフ(63分→9ヤンカウスカス)、10デコ
FW:19アルベウト(75分→25フェルナンデス)、77マッカーシ☆☆(83分→28モラレス)

Man-U
GK:14ハワード
DF:3ネヴィル弟、6ブラウン、2ネヴィル兄ちゃん、25フォーチュン
MF:8ニッキ-・バット、16ロイ・キーン(C)、11Giggs、16ポール・スコールズ
FW:9サハ、10ルート・ファン・ニステルロイ

Man-Uはリオ・ファーディナンドの出場停止から、シルベストルの負傷、ブラウンは自信喪失状態から回復中、ネヴィル兄ちゃんはこのところイラッチ君で出場停止が多くなっており、DF陣総崩れの感がある。

ファーストシュートはホームのポルトだったが、しのいだMan-Uがワンチャンスをモノにしての先取点だった。
FKから誰が蹴るのか、と思っていたら、ちょこんと出せれたボールを強烈にP.スコールズがシュート!こぼれたボールをフォーチュンが決めて、なんなくモノにしたところまではMan-Uペースだった。

短いパス、短いドリブル、時折長いパスと、いろんなバリエーションで攻めるポルトだった。それが功を奏すのはいい時間帯の30分くらい。
先取点では殊勲のフォーチュンだったが、アレニチェフに上手く切り返されて、突然のセンタリング。光速ボールの反応に、Man-UのCBは2人とも少し遅れる。ダイナミックにボレーで叩き込むのは南アフリカの代表マッカーシだった。
これをCBに責めるのは酷かもしれないが、ポルト同点である。

後半のファーストシュートもポルト。そして逆転弾が生まれる。
中央左からながーいボールが放り込まれると、今度もセリに行くのはMan-UのCB2人(兄ちゃんとブラウン)と南アフリカの怪人だった。
絵にかいたようにCBの間を割って入られてそのまま豪快ヘッド!名手ハワードもナススベ無くネットがゆれた。
リーグ後半戦からの失点状況と同じで、Man-UはDF中央部分をどうにかしなくては・・。

ネヴィル弟をオシェイに代えて、サイドアタックをかけようとしますが、上手くいきません。

Man-Uの課題は攻撃にもあるようだ。
鳴り物入りで入ってきたサハは、Pエリア内でボールをもらうと、より以上に凄みを増すようだが、ちょいと気になることがあります。 先輩FWのルートのまわりを一生懸命走りまわるが、左右ともに横に張るときがなんやら変です。Man-Uの攻撃は、スコールズやGiggsが切れ込んでの中央突破と左右からの放り込み(センタリングも含む)にあります。しかし、左右のMFや両再度バックが追い越していくような動きがしたいのに、サハが行く手をさえぎってしまうので、再度からの攻撃に厚みが出ません。
そうなると、相手さんの守りも外に引っ張られないので、中を団子状態の密集DFとして壁を作っているようです。これでは攻めにバリエーションが無くどうにもなりません。

終了間際に猛攻撃を仕掛けようと、親分までゴール前に殺到しますが、勢いあまってGKを踏んづけた形になり、あえなくイッパツ退場のレッドカード!

万事休す。

今日のゲームもイエローが複数枚出ており、Man-Uの規律自体も乱れているのかもしれません。それでもアウェーで、1−2なので、けっして悪いわけではない。
きちんと原因を究明して、次のステップに臨んでもらいたい。来週も注目です。

偏狂ManU!