偏狂Man-U!2004年2月8日(日) プレミアリーグ第21週 |
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エヴァートン(3−4)Man-U
リヴァプールにあるグッディソン・パークを本拠にするエヴァートンは、23試合でここまで6勝と下位に低迷している。12月27日の第17週のMan-U戦の時に5勝7敗5分だったはず(観戦記より)なので、今年になってまだひとつしか勝っていないようです。
ルーニーは何をやってんだ!
両チーム共に黒い喪章をつけての試合だ。アウェーチームの46年前の惨劇に、グッディソン・パークのみんなも哀悼の意を表してくれている。さすがに1878年以来の伝統のライバルチームは、戦う激しさもあるが礼儀・礼節・常識なんかも兼ね備えているようです。
エヴァートン
GK:25マーティン
DF:2ワトソン(45分:15ネイスミス)、3ピストーネ(45分:8ラジンスキ)、4スタブス、28ハイバート
MF:6アンズワース☆、14キルベイン☆、16グラヴェセン■、26カーズリー 26
FW:10ファーガソン、11ジェファーズ(45分:18ルーニー)
Man-U
GK:14ハワード
DF:2Gネヴィル、6ブラウン、27シルヴェストル、22オシェイ☆
MF:11Giggs、16キーン、18スコールズ、24フレッチャー (81分:7Cロナウド)
FW:9サハ ☆☆(73分:25フォーチュン)、10ルート・ファン・ニステルローイ☆☆
エバートンに気の毒だったのは、開始10分で疑惑の1点を取られたこと。27シルヴェストルからのなが〜いボールが前線へ、DFのウラ(?)からさらに走りこむニューフェース・サハ!
そりゃオフサイドだ、完璧に。しかし判定はMan-Uの得点を認める。Man-Uでの久々の9番は、ルートの相棒FWとしては成功かもしれない。
そのあともサハからルートに渡って追加点。スコールズの上手いパスからサハが3点目と、瞬く間に0−3になってしまう。
この辺から一転雨が降り出し、その後の試合を暗示しているようだった。
後半からいっぺんに3人を代えるデイビット・モーイズ監督の胸中は如何に?
しかし、これが功を奏して攻めるエヴァートンだった。こないだよりも心が成長したルーニーが前線でMan-UのDFをかき回すと、だんだん流れはエバートンに傾いてくる。
CKからまずはアンズワース、そのあとにもCKからなんとオシェイがオウン・ゴールだ。差は2点、あわてるMan-U、追うエバートン、さらに攻める!
そして遂に3−3と追いつくエヴァートン。今度はFKから完璧にキルベインが頭で合わせて最高潮の興奮状態に沸くスタンドです。
しかしエヴァートンの反撃はココまで。Cロナウドが投入されると、少しだけ流れが変わってきて、最後はルートがプレミア101点目をゲットする。
9番と10番がともにドッピエッタ(1試合で2得点)を完成するという、点取り屋の仕事をキッチリと果たしたMan-Uが、あたふたしながらもキッチリ勝点3をゲットする。
草場の陰から見守ってくれた先輩のおかげであろう・・。
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偏狂AVISPA!
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