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偏狂Baggio!2004年3月22日(月) セリエA 26節
ボローニャ(3−0)ブレッシア

セリエA通算200ゴールを達成したBaggioをホントに温かく迎えるスタディオ・ダッラーラの観衆です。
97-98シーズンの、あの1年(22ゴール)を忘れないボーローニャサポーターの思いは、Baggioが201ゴール目を決めてくれて、オイラがチームが勝つことかな。
御大10番同士で、合わせて386ゴールというから驚きです。
ジュゼッペ・シニョーリも200ゴールを狙っているはずだが、微妙な数字が残っています。フォルツァ!です。

17節のキエーボ戦以来勝ち星がないボローニャ。
ココ最近はユーヴェ、ペルージャ、サンプドリアと3連敗で、このあとラツィオ、ローマと強敵が続くだけに、ここらへんで流れを断ち切らないことには、降格ゾーンにまっしぐら。Baggioの雄姿も見たいが、余裕も無いのがホントのところ。

ブレッシアもBaggioがいないと大物食い(19節ローマ戦、23節インテル戦)を発揮しているが、スカッとした勝ち点3をゲットしたい。

どっちにしろ名伯楽マッツォーネの手のひらの中にどっちのチームも入ってしまっているようだが・・。

ボローニャ(3-5-2⇒4-4-2)
GK:1パリューカ
DF:2ザッカルド、5モレッティ、14ナターリ
MF:7ネルヴォ、16ヒデ、20ロカテッリ、21コルッチ→(51分)35ペッキア■■、23スッシ→(28分)17ターレ
FW:10シニョーリ(C)、11ペルッチ→(46分)25ガンベリーニ

ブレッシア(4-4-2)
GK:1カステラッツィ
DF:3ダイネッリ、4ペトルッツィ、32ディ・ビアッジョ、20カステリーニ
MF:5マルティネス→(57分)11デル・ネーロ、6マウリ→(73分)21コルッチ、7ブリーギ→(67分)26バキーニ、8マトゥザレム
FW:10Baggio(C)、29カラッチェーロ

ファースト・シュートは5分のシニョーリ。
大きく上に上がったボールが、ほぼ一直線に落ちてきたところをボレーで放たれたシュートは、GKカステラッツィの手に当たらなければ1点だった。
そのあとは完全にブレッシアペース。
短く丁寧につなぐサッカーでボールポゼッション6:4以上はあったようです。
しかし、ボローニャの最終ラインは固い。
Pエリアに入れないので、まともなシュートも打てなかった。
特にネルヴォは豊富な運動量で、前から後ろからどっからでもブレッシアボールに絡んでくる感じ。

サッカーは、「つなぐのが目的になってはダメ!」の典型パターンのブレッシアだったのか?

どちらのチームも熟知する超御大マッツォーネの采配は的確だった。

流れを完全に取られていたボローニャを回復させる為に、ターレを投入。
体は大きいが気はやさしいコノ男も両チームを知る。
昨年まではBaggioの相棒。標的を前線に配置して、「より早くゴール前へ!」の意識の徹底か?
コルッチからの長いパスをダイレクトでヘディング・シュート!
あっという間の先取点でした。
力ずくばっかりではダメなのでしょうが、劣勢の時には、こんなテコ入れも有りなんでしょう。

後半に望むときにもさらにシステム変更。
中盤を削って4-4-2に。手が早いマッツォーネであった。

2分と15分のBaggioのシュートが入っていれば、それでもまだ流れはブレッシアだった、
はず。
マトゥザレムのボールカットからBaggioへ。
ダイレクトで放たれたボールは、微妙な放物線を描いて完璧に逆サイドを突いていたのだが、ダンディー・パリュウカが好セーブ。
ヒデのBaggioに対するファールからFKを蹴るBaggio。
得意の位置からであったが、これまたパリュウカの長い手が阻む。

こうなるとボローニャも元気が出る。
シニョーリの技ありパス(カカトでアッチ向いてホイ的パス!)で左前のターレへ。
走りこんでから直接センタリング。飛び込むのはネルヴォだった。本日のMVPである。

最後にはシニョーリの独走からの駄目押しもあるのだから、ボローニャファンにはたまらない。
Baggioを追う187ゴール目をゲットして The end だった。

久々の勝ち点3にわくスタディオ・ダッラーラであるが、なんか忘れているような・・。
おー、そうだ!
われらがヒデはどこにいるのだ。
バイタルエリアでのBaggioへのファールと、終盤でのゴール前に行きながらもシュートせずの場面が思い出されるが、あとはあまり印象的ではなかったヒデである。

偏狂Baggio!