| 偏狂AVISPA！2004年11月20日（土） J2-42節、残り3試合 |
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湘南ベルマーレ（０−１）アビスパ福岡
3位モンテディオの後ろ髪を捕まえるためにも負けられない試合が続くアビスパである。
11位の湘南であるが、天皇杯ではまだ勝ち残っているチームだけに侮れない。
湘南ベルマーレ（監督：上田 栄治）
GK：1鈴木正人
DF：18加藤大志、13戸田賢良、3浮氣哲郎、17北出勉→（70"）2城定信次
MF：28中町公祐→（83"）7鈴木良和、10吉野智行
9高田保則、11坂本紘司
FW：20佐野裕哉、32柿本倫明→（65"）12ｱﾏﾗｵ
アビスパ福岡（監督：松田浩）
GK：1水谷雄一
DF：23宮本亨、5千代反田充（C）、18増川隆洋、3アレックス
MF：7宮崎光平、8ホベルト★、15米田兼一郎→（79"）22松下裕樹、34山形恭平→（59"）11福嶋洋
FW：13エジウソン→（56"）24太田恵介、26有光亮太
やはり蔵田と古賀弟がいないアビスパである。
しかもチームスタイルも大幅に変更。今までは電柱2本をトップに並べて両翼から放り込む少し前までのブリテン島スタイルであったが、今日のチームは違った。
後ろからも丁寧にショートパスをつないでいくブラジルチックなスタイルにすっかり衣替えである。
序盤に相手ボランチの吉野シュートがバーをたたき、跳ね返ったボールをさらに柿本がヘッドで合わせるがバーの上。あっという間に2点を儲かった感じのアビスパである。
チャンネルをすかさず仙台に変えると、なんと山形のシュートが仙台ゴールポストのすぐ脇をそれて行っている。危ないが、ツキがあるアビスパを確信する管理人であった。
以降アビスパの守備は後半途中まで実に安定していた。
マスカワが相手ツートップを完全に見切っており、仕掛けられてもすぐカット、クロスが入ってきてもなんなくカットという場面が続く。
守備はいいとして問題は攻撃である。
丁寧につなぐのはいいが、シュートが遅くチャンスにならない。
チャンネルを変えると、なんと仙台が1点をリードしている！
これは大チャンス到来だ。
前半は０−０の平塚競技場だった。
アビスパは後半開始からMan-Uの如くポジションチェンジ。右のミヤザキと左のキョーヘイという両翼を入れ替えて目先を変えるとチャンスが生まれ始める。
アリミツ君の縦の突破は前半にもあったが、エジウソンのドリブルも目立ち始める。
が、なんと後半10分にエジウソンが交代。マツダさん、それは・・・。
神様はアビスパに試練を与えた。
好調と感じたエジウソンが交代した直後に受難。なんと絶好調キョーヘイが、右足首がひん曲がるようなタックルを浴びた。リズムを作っていた2人が立て続けにいなくなり、ツートップには太田とフクシマ君が2人並ぶという昔の布陣に逆戻り。フクシマ君は管理人のヒイキの選手であるからいいが、195センチのオオタは・・・。
しかし、ガッツあふれるプレーで博多にはファンも多い選手であるので、期待はした管理人である。
だが、チャンスはなかなかなかった。
それでもトップから右サイドのキョーヘイの位置に代わったアリミツ君の深いクロスからフクシマ君が折り返すと、オータがフリーでヘディング！
バーだった。
ボランチも一枚削って攻めるアビスパであるが、逆に湘南が危ない場面を作り出す。
マスカワも上がってパワープレーにさらにパワーを加えているアビスパだけに、カウンターを食らうのは仕方が無い。しかし、点を取るよりも取られたらなおイカン状態を忘れてもイカン。
チャンネルを変えると仙台が２−０。
コノ場面をモノにせんとオトコじゃナカバイ！
しかし90分が過ぎようとしている。
ロスタイムの表示は、ギョエー・・。なんと「0分」の表示である。
絶体絶命・・。
さらに心臓が止まる場面を交代出場の昔ミスタートーキョー・アマラオが作る。ドフリーが１回、さらにGKミズタニが飛び出したあとの無人のゴールをヘッドで襲う。
しかし、笛はなかなか鳴らない。
4分は過ぎていた。
いつ笛が鳴るのかとあきらめかけていた時に、ホベルトが中央でボールをキープするとそのまま左足を振りぬいた。なんと、矢のようなグラウンダーのシュートでゴールネットを揺らしているではないか。
今まで散々あなたの決定力の無いスケットブリを非難していた管理人であったが、今日から改心します。オトコマエ・ホベルト！
アビスパはロスタイムに奇跡的な勝ち点「3」をゲット！
仙台もオトコマエ的に山形をぶちのめしてくれたので、なんと勝ち点「70」で並んだ。しかも、得失点差で「3」を上回り単独3位に躍り出たアビスパである。
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偏狂AVISPA！
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