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偏狂AVISPA!2004年7月10日(土) J2-22節(第2ステージの最終戦)
アビスパ福岡(0−1)コンサドーレ札幌

順当なら2位アビスパは、最下位でしかも未だ勝ち星が一つしかない札幌に負けるはずは無かった。
しかしこの日の敵は、コンサドーレではなく内にあった。

アビスパ福岡
GK:1水谷雄一
DF:19平島崇、5千代反田充、21藏田茂樹(C)、3アレックス→(83")4川島眞也
MF:34山形恭平、8ホベルト→(56")26有光亮太、15米田兼一郎、14古賀誠史
FW:11福嶋洋→(70")32田中佑昌、18増川隆洋

コンサドーレ札幌
GK:1藤ヶ谷陽介
DF:3西澤淳二、5佐藤尽(C)、6大森健作
MF:16市村篤司、10中尾康二、14田畑昭宏、20和波智広
FW:9堀井岳也、11相川進也、28清野智秋→(76")13新居辰基

ベンチーニョを突然的に解雇(会社側は契約期間満了に伴う円満契約解除と言っているようだ!)した影響が、悪い方に出た感じ。
舎弟のアレックスにとっては一番の心の打撃であろう。

しかし、ここで新生アビスパに脱皮することが出来れば、さらに飛躍するはず。

だった・・・。

開始1分のドフリーを福嶋がはずすところから、今日のアビスパの問題点が始まった。
以後攻めるがシュートすら打てなくなる。
30分までは、押し込まれていたコンサドーレの方が、カウンターからの攻めで5度ほどチャンスとなる。
残り15分で、ようやくシュートを打ち出すアビスパであったが、まるで沸くところまで行かない。シュートが枠に飛ばないのである。

後半開始早々からまたまたコンサドーレのチャンス!
我が代表のチェコ戦のようなビューティフルなパスマワシから、敵さんの相川君がダイビングヘッド気味の、これまたビューティフルなシュートを決められる。

ここから今日の戦犯の一人である福嶋を有光君に交代。
本来キョーヘイがこういう動きをしてほしかった、というくらい中から外から崩しにかかるアリミツである。
こうなるとキョーヘイも黙ってはいられない。
同級生同志のこの2人は、刺激を求めるには同じピッチに立たせるのが良いのかもしれない。

惜しむらくは74分のカードの場面。
次から次に攻めたり倒されたりのアリミツが、コノ日親分の解雇にもけなげな頑張りを見せていたアレックスからのスルーパスに飛び込んでいく。後ろから10番が押しつぶすように倒すと、主審は迷わず笛を吹いて駆け寄る。
PKを覚悟した10番は、すでにお白州状態で正座してお沙汰を待っていたのであるが、差し出されたはアリミツに・・・。
抗議したアレックスにももう一枚・・・。

ようやくアビスパのシュートも枠に飛び始めたが、完全に運をモノにしていたコンサドーレを崩すことは出来なかった。

私もコノ試合は楽勝と思っていた。
新しいチームがどう機能するのか、なんて、今から思えば相手さんに対して実に失礼傲慢不遜な態度をしていたのであろう。
実際にアビスパの攻撃は両翼からのみしかなく、守りやすいといえばそうなのであろう。
途中から入ったアリミツ的な中からの崩しがなければ、切れの良いカミソリ的な弟の左足も生きてこなかった。
しかし守りやすいセンタリングだとしても、これだけチャンスボールをもらったら、中の人間は決めんかい!

解雇されたベンチーニョは、「やっぱりな・・」てニヤリとしているぜ。

フロントにも言っているんだぞ!

偏狂AVISPA!