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偏狂Man-U!2003年12月1日(月) プレミアリーグ第13週
チェルシー(1−0)Man-U
スタンフォードブリッジは相当強い雨が降っています。プレミアリーグは、トップのアーセナルが勝ち点33、2位チェルシー32、そしてMan-Uが31と続いており、今日はそのうちの下2つの直接対決です。
このスタジアムをホームにする青い軍団は、油モビッチの金満作戦が見事にあたり、UEFA-CLカップのグループリーグも見事に通過して、国内リーグであるプレミアでもトップを伺おうとしています。
しかし、その金満作戦の大物移籍にかくれているが、ホントはココまで13試合で失点が9と守備陣の安定が一番の原因のようです。そこが世界選抜Rとの違いであり、派手な金満作戦のようで、実は守備陣の安定がこのチームの成功のように思えます。

チェルシー(4-4-2)途中から(4-1-4-1?)
GK:クディチーニ
DF:メルキオット、テリー、ガラス、ブリッジ
MF:ジェレミ、ジョー・コール(58分ダミアン・ダフ)、ランパード、マケレレ
FW:クレスポ(61分グロンケア)、ムートゥ(79分ハッセルバインク)

Man-U(4-4-2)
GK:ハワード
DF:Gネヴィル、ファーディナンド、シルベストル、オシェイ
MF:Giggs、Pネヴィル(77分クレーベルソン)、Rキーン、フォーチュン(72分Cロナウド)
FW:ファン・ニステルローイ、フォルラン

どちらも試合数が多いのでターンオーバー的にやりくりをしているのですが、さすがに大一番では現時点での最高のメンバーを集めているようです。
序盤戦は、どちらも試合の主導権を取る為の強い意思を感じさせるように、めまぐるしく攻め合いが続きます。ほんの10分くらいだったと思うが、この攻防だけでも入場料に十分値するものでした。

少し試合が落ち着いてきた中かで、特に目立ったのはジョー・コールでした。この選手は純然たるトップ下の選手だったのですね。見てくれは華奢といってもいいくらいにゴツさをまるで感じさせない牛若丸的な感じでした。
30分を迎えるあたりで、この牛若丸がバイタルエリアからPエリア内に進入します。危険を察知した親分キーンが後ろから突っかけますが、判定はPK!!ボールにはいっているが、Man-Uにとっての不運は、ゴールマウス・牛若丸とボール・親分、そして主審が一直線に並んでしまったことだった。
頭の上にアンテナを1本立てようなヘアースタイルのランバートがキッチリ決めて、先取点は青い軍団だった。

後半の見所は、悔しいけど監督ラニエリの采配である。個人的にはもう少し牛若丸コールを見たかったが、熱血漢のダミアン・ダフに交代。実にアイルランド的な左のスペシャリストが定位置の左サイドからMan-Uを攻める。
そのあとに、ムートゥの活躍ほど見せ場が無かったクレスポを下げて右のサイドにグロンケア。2枚のFWをワントップにして、チェコ風の4-1-4-1にシステム変更。これで左(ダフ)と右(グロンケア)の翼を大きく広げて、Man-Uのシステムを大きく間延びさせることに成功するのだから見事なものだ。
Man-Uファーガソンも、Cロナウド、クレーベルソンを投入して得点機会を狙うが、ゴールマウスは遠かった。

雨のスタンフォーブリッジでしたが、すばらしいスタジアムでの素晴らしいゲームでした。管理人がエコヒイキするMan-Uにとっては冷たい雨でしたが、勝負は時の運、仕方がないとあきらめましょう。
アーセナルとフルハムの試合は・・、
おっ、イナモトは活躍したのかどうかはわかりませんが引き分けのようです。というと、チェルシーがトップの35、2位アーセナル34、そしてMan-Uが31のはず。チェルシー(というよりジョー・コール)にはやられたが、アーセナルが勝ち点1のみの前進だったので、まだまだ今からです。

偏狂ManU!