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偏狂Baggio!2003年10月19日(月) セリエA 6節
ブレッシア(2−2)インテル

場所は燃えるマリオ・リガモンティ、ブレッシアのホームである。
ミランからも100キロくらいの町なので、インテルファンも多数駆けつけている。

インテルはミラノダービーでの完敗により、チーム状態は最悪。
というより、監督のクーペルが四面楚歌状態で最悪なのかもしれない。
今シーズンココまで5試合で得点4と、ひと試合で1点も取れていない状態。
今日のFWはヴィエリとレコバ。
レコバもシーズン初登場であり、結果を残さないことにはクーペル状態になりかねないので、頑張りどころであった。

ところが序盤からブレッシアのペース。
インテルにも惜しいシュートがあったが、22分に左SBマルティネスがナガーイボールをトップの位置にいるBaggioへ送る。
DFのヘッドでのバックパスが左に流れて、それをGKトルドが痛恨のハンブル。
待ち構えたBaggioは、自身195ゴール目の得点を無人のゴールへ流し込んだ。
今シーズンは2点目、私の目の前では初シーンであり、ありがたいシーンを見せてくれて感謝したい。

1−0という最高のシナリオで後半をはじめたブレッシアは、立ち上がり早々追加点。
起点はBaggio、右コーナー付近から、DFがいるのをものともせずに柔らかいボールでセンタリング、190センチの長身FWカラッチェロが、なんなくヘッドで2−0である。

クーペルが吸うタバコはさらに苦みが増していくようだ。

しかし、あいかわらず采配は見事だった。
キリ・ゴンサレスをFWのフリオ・クルスに代える。レコバを少し下げて、ヴィエリとクルスの2トップにすると、間もなくクルスが反撃ののろしを上げる。
しかも起点はFKであるが、それまで音なしのレコバだった。
レコバにはトップに近い位置よりも、トップ下付近の自由を与えてやると輝くようである。

終了近くにも痛恨のPKをとられて、終わってみれば2−2の同点劇だった。
ブレッシアには金星をとり損ねたが、インテルにとってはどうだったのか・・。

速報
この記事を書いている夜20:00過ぎにネットを開くとクーペル解任の記事が流れていた。

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