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偏狂Baggio!2003年4月19日(土) セリエA第29節
ブレッシア(0−1)インテル

16試合負け無しという記録が続く前の前期インテル戦(昨年12月1日)、4対0と粉砕されたブレッシアでしたが、今日のマリオリガモンティではそんなことは起こりえないはずです、多分・・。

どちらもツートップ、ブレッシアはBaggioとトニ、インテルはバティとレコバ。
前半からどちらにもチャンスがあるなかなか面白い試合運びから始まったんですが。
インテル中盤のザネッティがあわせワザ(バックチャージ&暴言)で退場してからは、Baggioの測ったようなパス回しを中心にブレッシアが攻め続けます。
しかし、流れに乗ったところで点を決められずに前半終了してしまったことが敗因のひとつになります。

後半バティに代わりヴィエリ登場。
コノ男と主審が試合を壊してしまい、結果的にブレッシアの負け無し記録も止めてしまいました。

開始早々のヴィエリのビリカに対するヒジ撃ちから両者ヒートアップ、丁々発止のやりとりから両者レッドカードを主審は宣告。
コノ前後からイエローが飛び交い、ボールのないところで小競り合いがあり試合をコントロールできません。
Baggioも途中から出場しているターレに「しゃべるな!」とばかりに口を防ぎにかかりますが、なんせ相棒は大男で、手を伸ばしてもなかなか届きません。

11人対10人ではブレッシアペースだったのに、10人対9人になってからは、スペースがあいているからか、レコバのドリブルからのシュートがブレッシアゴールを脅かす場面が多くなります。
特に後半30分くらいには、Pエリヤ内で素晴らしいフェイントから縦に抜き、Gエリヤ左角ちょっと外側からのシュートが悔やまれます。
なんせそれまでは脅威の左足だったのに、ココだけ普通以下の右足だった。
GKと1対1での至近距離シュートは、コロコロと左のコーナーフラッグまでころがっていき、こつんと当たってGキックになりました。

けが人と退場者続出に苦悩するクーペルの選んだカードは、レコバを代えてクレスポ登場です。
先日のChpリーグにようやく登場したコノ男、リーグ戦では実に3ヵ月ぶりくらいの登場です。
勝ち点差6でユーヴェを追うためには、勝ちか負けしかないと、腹をくくったら以外にインテルは勝ち残るかもしれないな。
この監督の執念に、右の最後尾からしきりに最前線まで飛び出すサネッティと男クレスポがロスタイムに応えます。
クレスポが素晴らしいきりかえしからシュート、はねかえりをサネッティがシュート、またまたはねかえりをクレスポが執念で押し込んで the endです。

前期の惨敗はヴィエリの4得点にやられましたが、今日の惜敗もある意味ヴィエリにやられてしまったブレッシアです。
インテルは、バティ、レコバ、クレスポ、エムレ、サネッティ・・、監督クーペルと、いったい何人の外国人選手に支えられているのか? 
イタリア人はいないのか? 
あ、いた。オーストラリア産のあの男、ヴィエリはイタリア人だったなあ。

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