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偏狂Baggio!2003年2月24日(月) 2003年セリエA第22節
ブレシア (2−1) レッジーナ

どちらのチームも欲しい勝ち点3ですが、管理人の注目は10番対決。
しかし、今回もシナリオ通りにはならず、対決は両チームのキャプテンでした。
ブレシアはご存知Baggio、レッジーナは13番を付けるバルガスです。
果たして勝者はどちらか・・

前半からブレシア優勢で、歓声に沸くマリオ・リガモンティです。
注目の10番Baggioはあいかわらず柔らかいボールタッチで、例によって走りこむマットゥザレムやアッピアのスピードを殺さない置くようなパスでゲームに速さを作ります。
シュンスケ10番は、最後にPエリヤに飛び込んできたドリブル以外は、あまり目立ちません。
うーん、シュンスケどうした!

試合が動いたのは後半です。
前半からBaggioにまとわりつくキャプテン・バルガスが罠(?)にはまります。
BaggioのPエリヤに進入するドリブルに左からタックルに入る瞬間、Baggioの左足がボールに壁を作りホイッスル、PKです。
技ありのPKゲットに怒るバルガス、かたやソシラヌ顔のBaggio。
いつもと違うノーステップから、「仕切り直しに取りなおしの一番」で、先取点ゲット。
やり直しのPKは、GKベラルディの手に当たって、ポストを経由して再びBaggioの足元へ戻ってきたものです。
これにも怒るバルガス、「キーパーの手には当たっとらんやろー。」てとこかな???

そのイワクツキのPKから10分、再びドラマが。
Baggioの身体が宙に浮くほどのバルガスのタアタックに、あのBaggioがすぐさま報復タックル、イエローです。
こんなに素直に激昂するBaggioの姿、記憶にないほどです。
けっして誉められるプレーでありませんが、よっぽど腹に据えかねてたのでしょう。
しかし、この騒動のドサクサにまぎれてレッジーナが同点に追いつくのですから、キャプテン・バルガスの存在価値もそれなりにありました。

本日のMVPは、レッジーナの監督ルイジ・デカーニオさんに贈りたい。
後半両チームともに反則が多く、レフェリーの笛が再三試合を止めました。
そのうえ熱くなった両キャプテンをそのままピッチに置いていたら、身体の頑丈さの違いでBaggioのほうが怪我をしたことだと思います。
本心は聞いてみないとわかりませんが、管理人の偏狂メガネにはそう写っています。
勝つためだけを考えていたのなら、ケガや運動量に問題のないキャプテンの交代はなかったと思います。
しかし、監督デカーニオの大きな勇気に賞賛を与えたい。
試合は、そのBaggioのコーナーからの勝ち越し点で、ホーム・ブレシアが勝ち点3をゲットしましたが、真の勝者はデカーニオさんだったと思いたい。

偏狂Baggio!